[Alexandros] 2度目の日本武道館公演。彼ら自身の可能性を自ら塗り替えるスケール感

 
[Alexandros] 2度目の日本武道館公演。彼ら自身の可能性を自ら塗り替えるスケール感

■Premium V.I.P. Party
2015.07.17(FRI) at 日本武道館
(※画像10点)

狂おしいロックのエモーションを完璧なショーへビルドアップ

川上洋平(Vo/G)が言う「世界一のバンド」になるという高邁だが漠然としたオピニオンが大げさなものじゃなく“見えた”、2度目の日本武道館公演になった。例えば再び少年たちが将来の夢にロックバンドを挙げるようになったり、彼らをもっと大きなキャパシティで見たくなったり――バンドシーンを凌駕する“憧れ”の感情を完璧に可視化したライブだったのだ。

[Alexandros] 2度目の日本武道館公演。彼ら自身の可能性を自ら塗り替えるスケール感

[Alexandros] 2度目の日本武道館公演。彼ら自身の可能性を自ら塗り替えるスケール感

場内が暗転すると悲鳴にも似た歓声が上がり、巨大な液晶スクリーンにはバンド名をあしらったヘリコプターのCG。それが着陸すると立体的なセットの上部からメンバーが手を挙げて登場する。しかもその液晶画面にはテレビモニターのメーカーよろしく[Alexandros]のロゴまで配されてるのだからやることが細かい。オープナーの「ワタリドリ」から川上は左右のスタンドまで伸びる花道を駆け、ファンと握手やハイタッチ。どこまでも飛翔していくようなサビと自然の光を思わせるライティングが美しい幕開けだ。続けて「For Freedom」で4人の楽器の音の分離の良さに驚き、スウィングする白井眞輝(G)、磯辺寛之(B)、庄村聡泰(Dr)のグルーヴに乗せ、独特のタイム感による川上のラップが冴える「Yeah Yeah Yeah」、人力EDM感のあるアレンジにアップデートされた「Rocknrolla!」では火柱も上がり、序盤から濃厚なステージを見せたところで、川上が「今日は“PREMIUM V.I.P.PARTY”らしく、1stアルバムから最新作まで、皆さんにごちそうをたらふく食べていただきたいと思います」と、パーティのホストばりのMCで沸かせる。そうなのだ。オールリクエストでキャリアを網羅する今回のアプローチは、それだけに過去のレパートリーを今のバンドの表現力と、元来の曲の強さを再認識する絶好の機会でもある。因みに映像も各アルバムのアートワークをモチーフにしたものが演奏とリンクして見応えは十分。しかも冒頭に書いたように花道は左右のスタンドまで伸び、そこにもフロアライトが仕込んである分、武道館のステージが非常にスケールの大きなものに映るし、ライティングもサウンドやビートにシンクロする、ある種、ダンスアクトの演出に近いハイパーで高いテクノロジーを駆使したものなのだ。でも、飽くまでも豪華でハイパーな演出を駆動させているのは[Alexandros]の楽曲であり、4人の存在感だ。

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