Mr.Childrenの進化は決して止まることはない/ライブレポート

Mr.Childrenの進化は決して止まることはない/ライブレポート
撮影/石渡憲一、渡部伸
■Mr.Children[(an imitation) blood orange]Tour
2013.04.07(SUN) at 横浜アリーナ
(※画像10点)

昨年12月15日の大阪ドーム公演を皮切りにスタートした【Mr.Children[(an imitation) blood orange]Tour】。約半年間で全20ヶ所40公演を行う今回のツアー行程のちょうど半分を過ぎた12ヶ所目の公演(4月6、7日)は、桜井がMCで「この会場はホームだと思っているからね」と言った横浜アリーナでのライヴだった。

「過去と未来と交信する男」「常套句」「イミテーションの木」など、約2年ぶりのオリジナル・アルバム『[(an imitation) blood orange]』収録曲を軸に置きながらも、誰もが知っているヒット曲の数々やこれまでのアルバムの中からピックアップした楽曲など、新旧織り交ぜた24曲が並んだステージは、圧倒的な存在感を持っていた。彼らは曲ごとに温度や色合いや感触を変化させて様々な場面を作り上げ、しかも、その場面の中には今までの彼らのステージでは見たことのないような景色もあって、ほんの数ヶ月前に発表した最新アルバム収録曲でさえ、もうすでに新しい色や熱が加えられ、常に進化しているMr.Childrenの音楽を私たちに見せつけた。

深く、重く、心の奥底へと入り込んでくる歌を大きな塊にして私たちにぶつけてきたかと思えば、MCでは笑いを誘ったり(この日の天候は風が強かったため、「さぞかしスカートがひらひらなっていることだろう、と…」なんていう桜井のMCもあった)、約1万3000人の観客と一体化して、みんなと一緒に歌える空間を一瞬で作り、Mr.Childrenと私たちの距離をぐっと近づけてくれる歌を軽やかに、ふんわりとした空気をまとわせて放ったりもする。観客が大合唱をする歌も、ステージに釘付けになってしまう歌も、同じフィールドに置き、その両極にあるように見えがちなものを、相反する世界を、両手でギュッと抱え、私たちにその両方を絶妙な曲並びで差し出すMr.Children。彼らの音楽には、いつの時代にも存在している相反する想いや誰もが見ているであろう風景が刻まれているのだと、改めて気づかされたライヴだった。それと同時に、デビューから20年という月日を経ても、今もなお新鮮な息吹を取り込みながら成長しているモンスター・バンドの前進し続けるパワーを見せつけた。これからも、どんな時代においても、Mr.Childrenの進化は決して止まることはないのだと感じずにはいられなかったライヴだった。
(取材・文/松浦靖恵)

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