「この曲はモッシュしたら楽しそうだなと思って作りました。今日は僕の責任でモッシュしてもいいんで!」というHYDEのこの言葉を合図に、髪も衣装も壊れるほどヘドバンする花嫁や海賊、ジャンプしまくるアリスが会場のあちこちで続出。ピアノの音とK.A.Zのギターが切なく胸を締め付ける「VAMPIRE'S LOVE」では、HYDEが美しくもエモーショナルに歌い上げ、ハロウィンの宴をドラマティックに彩った。
エンディングを飾るのは、VAMPS、DAIGO、MUCC、Tommy heavenly6、明希 、分島花音、ナイトメアの柩、Shinya 、ROLLY、Silent Siren、そしてD'ERLANGERのkyoによる恒例のスペシャルバンド、HALLOWEEN JUNKY ORCHESTRAによるセッション・タイム。美脚を強調したインディアンハット姿のMONORALのAnisが「Let It Go」を歌いながら登場したところで、Anis提案の「アフリカの子供たちのゲーム」という太鼓を使ったリズムゲームへ。叩き間違うと箱の中身を当てる罰ゲームを受けるのだが、自ら尊敬するkyoの代理を引き受けもののタコを触る羽目になったHYDEの「ふひゃっ!」と怖がる声と表情に場内大爆笑。
「HYDE、サンキュー。アイラブユー」と、身代わりを務めたHYDEを抱きしめるkyo。「おかげでかなりの数を敵に回したな」と彼が言うと、「大丈夫です。kyoさんの敵は俺の敵です」とHYDE。続けて、「せっかく来てもらったので」と、ミヤとROLLYのWギター、SATOちのドラム、YUKKEのベースをバックに、D'ERLANGERの「LA VIE EN ROSE」をkyoとHYDEでデュエットした。