筋肉少女帯 ツアーファイナル大盛況 「素晴らしいツアーができたことを誇りに思いますよー!」

筋肉少女帯 ツアーファイナル大盛況 「素晴らしいツアーができたことを誇りに思いますよー!」
撮影/齋藤明
筋肉少女帯のニューアルバムリリースツアー『おまけのいちにち(闘いの日々)』ファイナル公演が11月14日、東京・恵比寿のLIQUIDROOMで開催された。10月7日に産声を上げた最新の名盤を軸としたこのツアーは、各地で大盛況。最終夜、ソールドアウトの会場は、筋少を隅から隅まで楽しみたい観客の熱気に包まれていた。

SEの「大都会のテーマ」が鳴り、ステージが輝く。メンバーがずらりと並び、1曲目の「レジテロの夢」が奏でられた瞬間、暴発するオーディエンス。続く「ムツオさん」でファンキーに、「混ぜるな危険」で再び激しく、「これこそ筋少のライヴ!」といった強烈なエネルギーを放出し、ツアーファイナルが幕を開けた。

『おまけのいちにち(闘いの日々)』を聴いて真っ先に感じたのが、この楽曲を思う存分ライヴ会場で味わいたいということ。ゴージャスなラウドロックを轟かせる一方で、そこはかとなくアングラの空気を漂わせるという絶妙の作風は、ライブ空間で更なる深みを見せていた。大槻ケンヂ(Vo)、橘高文彦(Gt)、本城聡章(Gt)、内田雄一郎(Ba)という強烈な個性の集合体が、今夜もオーディエンスを魅了。三柴理(Key)と長谷川浩二(Dr)の強力無比なサポートを得て、曲が進むごとに輝きを増す彼らには、孤高のライヴアクトとしての風格がある。

「恵比寿! ツアーファイナルだ!」と扇動しつつ、オーディエンスとの一体感を楽しむ大槻。強靭な演奏とおもしろMCが融合する彼らのライブのスタイルには、他を寄せ付けない凄みがある。本城がヴォーカルをとった「LIVE HOUSE」や「夕焼け原風景」のしんみりしたムードなど、彼らの幅広い側面を覗かせた中盤も見応えたっぷり。「踊るダメ人間」に始まり「サンフランシスコ」で締める終盤の波状攻撃に夢中で歌い踊る観客の姿が美しかった。
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