自分の中で当たり前だと思っていた“事実”が事実じゃないと判明したとき、がく然とするものです。たとえば、交通ルールもその一つ。普段なにげなく行っている動作が原因で、時には事故につながる可能性があるとしたらどうしますか? 間違えて覚えていないか今から一つ一つ確認していきましょう!

夜間走行中のヘッドライト


意外と知らない運転ルール「夜間はハイビームが原則」 (PR)

夜間の走行中、皆さんはヘッドライトをどうしていますか? ロービームにしている方も、恐らくいらっしゃいますよね。だって、実際多いですもん。意外と知られていませんが、夜間走行時は基本的にハイビームを使用することが求められています。

通常、ヘッドライトにはロービームとハイビームが備えられています。ロービーム(照射距離は前方40m)は国交省令で「すれ違い用前照灯」と呼ばれており、対向車や前走車が存在する場合に切り替えることが求められます。一方、ハイビーム(照射距離は前方100m)は「走行用前照灯」とされ、道路交通法の解釈では「夜間は走行用前照灯をつけなければならない」としています。
街灯や建物の明かりがある都市部では、ロービーム使用で充分に安全が確保されていることが多いのも事実です。ただ大阪府警が昨年発表した分析によると、ヘッドライトを原則通りに使用していれば、歩行者と自動車の衝突死亡事故のうちいくつかは防げた可能性があるという結果が出ているのだそう(※朝日新聞デジタル2015年5月10日公開の記事より)。

要するに、こういうことです。「すれ違う車などがいないときはハイビームで遠くにいる歩行者などが見えやすいようにし、対向車がいればロービームに切り替える」。
ぶっちゃけ私、知りませんでした。今日から、認識を改めます!

高速道路の追い越し車線


これは皆さん、ご存じかもしれません。道交法を読むと、20条に「車両は、車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左側端から数えて一番目の車両通行帯を通行しなければならない」と書かれています。要するに、高速道路の追い越し車線でずっと走り続けてちゃいけないということです。
たまに、いますよね。追い越し車線に居座り、他の車両をグイグイ抜いてくクルマ。見るといつもアタマに来てましたが、この憤りは間違ってなかった。だって、ルール違反してるんだもの。良くないですよ!

進路を譲ってくれたクルマに行う「サンキューハザード」


合流や車線変更時、進路を譲ってくれたクルマに対し「ありがとう」の意味で2~3回ハザードランプを点滅させませんか? 私、よくやります。
……スミマセン、間違ってました。キチッと調べたら、正解が判明してしまいました。実はこのハザードの使い方、正しくないのだそう。

hazardは英語で「危険」という意味で、正式名称を「非常点滅表示灯」と言います。故障でやむをえず路上駐車しなければならないときや、クルマがけん引される時など、周りのドライバー(特に後続のドライバー)へ「前方に危険が存在すること」を知らせるために使用します。
なるほど、明らかに「ありがとう」の意思表示には適してないな……。今まで「サンキューハザード」を使っていた方は、今度から会釈や手であいさつをする方が良いですね!

交通ルールって、各ドライバーの認識の違いが不要なトラブルの火種となることも考えられます。正しいルールやマナーを知っておくだけで、普段の運転がもっと安全で気持ちのいいものになるでしょうね。

安全運転な人ほど割引率が上がる「マイカー共済」


気持ちがいいのは、それだけじゃありません。全労済の「マイカー共済」は、安全運転な人が金銭的におトクになるシステムが採用されているらしい。

「マイカー共済」の大きな特徴は、以下の5つです。
(1)安全運転な人ほど割引率が上がる「等級別割引」があり、最大22等級64%割引に
(2)インターネットで見積もりをして、その場で掛け金を確認することができる
(3)24時間365日事故受付・ロードサービスを備えている
(4)全国約200カ所に保障について相談できる窓口がある
(5)ハイブリッド車割引があり、割引率7%。適用期限なし、中古車も適用される

定められたルールを守る。当たり前のことなのに、それを実践しただけでなぜかメリットが生まれてしまう。
CMに出てる向井理くんは超絶イケメンだし、言うことありませんね!
(寺西ジャジューカ)

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