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「死刑台に上がるみたいな気分だった」高田延彦vsヒクソン・グレイシーを振り返る

「ベストを100だとすると20いくかいかないかのコンディション」と高田は語っている。肉体のみならず、精神状態もボロボロだったこの頃の高田。

Uインター末期の1995年には近い将来の引退を宣言し、参院選に出馬するも奮闘むなしく落選。その出馬に伴うCMへの違約金がかさむ中、業界の盟主・新日本プロレスとの対抗戦に挑み、結果、自身の団体が崩壊。その倒産による莫大な借金も背負うなど、負の連鎖に苦しめられていたのだ。
しかも契約上の理由から、一度は決まりかけた念願のマイク・タイソン戦を蹴ってのヒクソン戦となる。試合日程も二転三転する中、モチベーションも下がっていた高田は「これから死刑台に上がるみたいな気分だった」と試合直前の状態を振り返っている。

山ごもり、ヨガ、瞑想……神秘性が高まる絶好調のヒクソン・グレイシー


対するヒクソンは絶好調。ファミリーを伴い決戦3週間前には来日し、長野県で2週間の山ごもりを開始。荒れた山道を走り、湖を泳ぐなど、大自然と一体となるトレーニングに励む。また、ヨガも取り入れており、鼻のみで超高速で呼吸を繰り返す、極限まで腹を引っ込める、脱力した肩をブンブン振り回すといった独特の動きや瞑想にふける姿は、連日連夜様々なメディアが報道、ヒクソンの神秘性を一層高めていた。
弟ホイス・グレイシーによる「ヒクソンは私の10倍強い」といった発言、日本での完璧なファイト内容、おまけにこの神秘性。この頃、ヒクソンのまとう最強幻想は最大限にまで膨張、「400戦無敗」の肩書きに十分な説得力を持たせていた。

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2015年12月3日の90s チョベリー記事

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