近年、多くのメンバーが卒業しているAKB48系列グループ。
卒業後の進路は、女優を志す者、ソロ歌手として活動する者、グラビアに活路を見いだす者、バラエティタレントになる者など様々である。
もちろん、そのまま芸能界から身を引く者もいれば、ファッションブランドのプロデューサーとして別分野で成功を収めたような例もある。

集団アイドルというのは、芸能界のゴールではなく入り口に過ぎず、アイドルを辞めてからの方が人生ははるかに長い。
団体の中ではエースとして輝いていたメンバーもその後、順風満帆とはいかない。

「アイドル冬の時代」以後のおニャン子OG


1980年代後半に一世を風靡した秋元康プロデュースのアイドルグループおニャン子クラブ。
全盛期には現在のAKB48同様に、本家おニャン子クラブだけでなく、うしろ指さされ組、ニャンギラスなどの派生グループや、河合その子、新田恵利などのソロデビュー組もレコードを発売し、出す曲出す曲全てがオリコン上位を獲得する状況であった。

全員とは言わないまでも、当然にしてエース級だったメンバーはこの後も芸能界の真ん中を歩んでいくのだろうと、多くの人が思っていた。
しかし解散後数年が経ち、90年代の所謂「アイドル冬の時代」に入って以後、彼女たちを待ち受けた道は思ったよりも厳しいものであった。

紅白出場を果たした工藤静香


90年代も、そのまま芸能界で活躍し続けたと言い切れるメンバーは数人。
まず、会員番号38番工藤静香はその筆頭格である。