タイのコンビニではオーストリア産レッドブルと、タイ産レッドブルが仲良く並んでいる。タイ産レッドブルの価格が10バーツ(約30円・1バーツは3円換算)なのに対し、オーストリア産レッドブルは60バーツ(約180円)と6倍も違う。タイ人の経済感覚だと10バーツが100円くらいなので、オーストリア産レッドブルは600円近くする計算になる。タイ産レッドブルと差別化をするためか、ラベルには“PRODUCT OF EUROPE(ヨーロッパ製)”のただし書きがある。

タイ産レッドブルは、タイのほか、マレーシア、ベトナム、中国など、東南アジア一帯で広く販売されている。タイ以外の国では金色のラベルが目印だ。日本でも飲めないものかとアジア食材店を探しまわったが、入手できなかった。海外産のレッドブルには、日本だと医薬品に分類されるタウリンなどの成分がギンギンに入っているため、輸入販売ができないのかもしれない。

タイをはじめ東南アジア諸国にはレッドブル以外にも無数のエナジードリンクが売られている。旅行の際は、飲み比べをしてみるのも面白そうだ。
(下地直輝)