LEGO BIG MORL ベスト盤発売! 10年を振り返る1万字インタビュー/インタビュー1

 
LEGO BIG MORL ベスト盤発売! 10年を振り返る1万字インタビュー/インタビュー1

■LEGO BIG MORL/Best Album『Lovers, Birthday, Music』インタビュー(1/5)

祝・10周年! 初のベスト盤をリリース

先日、バンド結成10周年を迎えたLEGO BIG MORLが、アニバーサリーイヤーを祝して、自身初のベスト盤『Lovers, Birthday, Music』をリリースする。これまでの彼らの歩みをともにしてきたファンにとっては“らしいな”という選曲であり、これから彼らを知る人にも“これだ!”と言えるラインナップとなった17曲。敢えて“もちろん”と言いたい、新曲も2曲収録されている。10年という時間をたった数時間のインタビューで振り返ってもらうのはなかなか難しいのだが、それぞれの楽曲のエピソードと、これまでエキサイトミュージックで行ってきた10回の取材をもとに、当時を思い出しながら語ってもらった。
(取材・文/瀧本幸恵)

僕らがライブで鳴らしたいもの

――ベスト盤『Lovers, Birthday, Music』は、バンド結成10周年の記念として出されるものだと思うのですが、そもそも“ベスト盤”という発想はいつごろからあったんですか?

ヒロキ:僕ら4人の中には全くなくて。単純に僕らは「10周年だ、半端ないオリジナル・アルバムを作らないと!」ということで頑張ろうとしてたら、スタッフから「ベストは?」って話が出て来て。それまでは発想にもなかったから、そこから話し合いを始めて、“ベスト”である意味とか、これまでを区切るだけじゃなくて、ちゃんと先も見えるようにしたいとか。このタイミングを逃すと、また15周年、20周年とかになってしまうし、(シングル)『RAINBOW』(2014年4月リリース)以降、新たなお客さんも増えたりもしたし、そういう細かいところまで話し合った上で、“ベスト”というカードは今しかないんじゃないか、って。良い機会になるだろうと思って出すことにしました。

――選曲はどのように?

ヒロキ:一瞬で決まりました。まあ、一瞬は言い過ぎやけど、すぐに決まりました。

――新曲と未発表曲を除く既発曲からの14曲はどういう基準で選んだんですか?

ヒロキ:シングルかどうかというより、僕らがライブで鳴らしたいものを選びました。

――「この曲が転機だったからこれを入れよう」とかよりも、今、鳴らしたいもの、という?

ヒロキ:もちろんそういう要素も込です。ただ、このベストを聴いてライブに初めて来てくれたお客さんが「あの曲はやらへんのかい!」ってなったらダメだなという基準で選びました。

――バンドの歴史をきちんと見せつつも、今、ライブで鳴らせるものということですね。ちなみにメンバー内で「この曲も入れたい!」みたいに、揉めたりはしなかったんですか?

ヒロキ:たぶんそれぞれ1曲ずつくらいは、「あれも入れたかったなぁ」っていうのはあると思いますけど、入れられる曲数には限りがあるし、まぁ仕方ないですよね(笑)。何をもってベストなのかは、僕らが決めるしかないんで。

LEGO BIG MORL ベスト盤発売! 10年を振り返る1万字インタビュー/インタビュー1
Lovers, Birthday, Music

青さみたいなのが全面に出ていて。まさに原点の曲

――皆さんそれぞれの楽曲に思い入れはあると思うんですが、敢えて、お一人1曲ずつ選んで頂いて、当時の思い出とかを教えてもらえますか?

ヤマモト:未発表曲で、今回、初めて収録するんですけど、ベスト盤の最後に入れた「乱反射」ですね。僕らの1stミニ・アルバム『Tuesday and Thursday』(2008年6月リリース)に、「dim」って曲があるんですけど、その基になっているというか、「乱反射」をリアレンジしたのが「dim」なんです。「LEGO BIG MORLってこうやって始まったんやな」って感じが詰め込まれてる曲なんですよね。お世辞にも上手いとは言えない演奏なんですけど、当時の「こういうことやってて、俺たち最高!」って思いながら弾いてるんやろうなっていう、青さみたいなのが全面に出ていて。まさに原点の曲です。全体のバランスとか関係なくやりたいことを詰め込んでるのが、なんか良いなって思います。

――当時はどんなふうに曲作りをしてたんですか?

ヤマモト:いつも行くスタジオが決まってて、そこに週2回入って、キンタ(カナタ)を中心に作るって感じでしたね。

ヒロキ:まさに、火曜日と木曜日にスタジオに入って(『Tuesday and Thursday』のタイトルはこのことに由来)。ホワイトボードにキンタがCとかAとかコードを書いていって、それをみんなで合わせながら、MDとかカセットテープに録ってました。

――その当時の出来事で印象に残ってることってありますか?

カナタ:この曲でオーディションやった。

ヒロキ:メンバーのね。

――えっ? 今のメンバーはオーディションで決まったんですか?

ヒロキ:オーディションではないけどね(笑)。最初に大ちゃん(アサカワ)から誘われて、キンタと大ちゃんがバンドをやってて。僕とキンタもバンドをやってて。それとは別にシンタロウ(ヤマモト)とも遊びでやってたりしてたんですよ。それともう一人別の人がいて。そんなことをしてる間に、キンタが「乱反射」を作ってきて、当時はMTR(マルチトラック・レコーダー)とか、今みたいにパソコンを使ったりとかができなかったから、頭の中ではある程度曲ができてるんだけど、ドラム、ベースがわからへん、と。それで、その曲をシンタロウと合わせたり、そのもう一人の人と合わせたりしてて。

カナタ:人によってアプローチの仕方が全然違うんですよ。

――それでどの人が良いかオーディションした、と(笑)。

ヤマモト:優勝しました(笑)。

――そうすると「乱反射」はまだLEGO BIG MORLがはっきりとできる前からあった曲だったんですね。

ヤマモト:そうですね。だから、デビューの1曲目をベストに入れるっていうのはよくあることだけど、ホンマの原点というか。「僕たちはこの曲から始まりました」っていうのを聴いてみてもらいたいですね。


――インタビュー2へ



≪リリース情報≫
Best Album
『Lovers, Birthday, Music』
2016.06.22リリース

【初回限定盤】(CD+DVD+Photobook)
AZZS-46 / ¥3,600(税抜)

【通常盤】(CD)
AZCS-1058 / ¥2,800(税抜)

[収録曲]
1. ワープ
2. ユリとカナリア
3. Ray
4. テキーラグッバイ
5. 溢れる
6. バランス
7. 大きな木
8. 正常な狂気
9. Re:Union
10. Knock to me
11. Wait?
12. RAINBOW
13. Spark in the end
14. Strike a Bell
15. Blue Birds Story
16. 傷
17. 乱反射

≪インタビュー一覧≫
2009年1月『Quartette Parade』
2009年7月『溢れる』
2010年8月31日『Mother ship』
2011年11月30日『Re:Union』
2012年11月15日「knock to me」
2014年1月29日「Wait?」
2014年5月1日『RAINBOW』
2014年10月22日『NEW WORLD』
2015年4月22日『YOU+OUR=NEW WORLD』
2015年6月23日『Strike a Bell』

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