月9ドラマ『ラヴソング』出演俳優がCDリリース 困難を乗り越えてつかんだチャンス /インタビュー

 
月9ドラマ『ラヴソング』出演俳優がCDリリース 困難を乗り越えてつかんだチャンス /インタビュー

■阪本奨悟/Mini Album『Fly』インタビュー(1)

兵庫県出身のシンガーソングライター、阪本奨悟が6月29日にミニ・アルバム『Fly』をリリースした。先日終了した月9ドラマ『ラヴソング』(フジ系)にも出演し、役者とミュージシャンを両立している阪本だが、実は、一度役者を辞めていた時期もあり、ここまでの道のりは平坦(へいたん)ではなかった。

「(最初に役者を始めた)当時はなんの考えもなく始めて、当然たくさんの経験をさせていただいて、やっていたときは本当に楽しかったんですけど、高校に入った頃からいろいろ考えるようになって。それまでの自分が自分で認められなかったというか。やっぱり自分の人生、何か一つでも良いから自分で一から積み上げて、誇れるものを持ちたいって思うようになったんです。そんなタイミングで、ミュージカルの経験から歌うことの楽しさが自分の中に確かにあって、これが自分にとって一から始めることなんじゃないか?って思うようになって」

そんな思いから、役者を辞め、音楽で生きていくという選択をすることになる。

「最初にバンドが組みたかったので、地元に帰ってすぐに友達に声をかけてバンドを始めたんですけど、ライブをやるまでには持ち込めなかったんです。『勉強を頑張るから辞めるわ』とか、『親に止められた』とか言われて。同じ気持ちでやれるメンバーとなかなか巡り合えなくて、実はインターネットとかで募集したりもしたんです。そこれでも全くうまくいかなくて。気付いたら何もできないまま半年くらい過ぎてしまったんです。それで、一人は怖かったんですけど、本当にこのままじゃどこにも進めないし、この時間がもったいないって思って、路上ライブを始めたんです。そしたら、本当に一人も止まってくれなくて(苦笑)。多くて10人がやっとくらい。そのときに、これまで自分が役者として活動する場があったのは、支えてくれるスタッフさんが居て、立たせてもらえる舞台やステージがあって、その上で自分はやれていたんだなって痛感して。もう本当にたくさん後悔をしました。路上でやってるときは自分ですべてを準備してやるんだけど、そこに聴いてくれる人はいなくて、独りよがりな、自己満足で終わって行ってしまう感覚もあったし。でも、ここで諦めてしまったら、この先自分が何を仕事にして食べて行くにしても、一生の後悔をすると思って。だったら当たって砕けて、ボロボロになるまでやってやめた方が絶対にスッキリできるし、納得もできるだろうと。何が何でも続けようって決意して。とにかく、自分を信じるしかない。今もそうなんですけど、自分を信じ続けることが、自分に決めたルールでした」

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