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プロ1年目19歳のゴジラ・松井秀喜が輝いていた夏【プロ野球世紀末ブルース】

自身がファンだった阪神ではなく、巨人監督に復帰したばかりの長嶋茂雄が当たりクジを引き当てた。ドラフト直前まで即戦力投手の指名を考えていた球団スカウトに対して、ミスター自身が松井獲得を熱望。
時代はJリーグ開幕前夜、そして若貴フィーバーで空前の相撲ブーム。イチローはまだ無名の存在で、大袈裟に言えば93年当時の松井には巨人だけでなく、プロ野球界の未来そのものが託されていた。

1993年の松井秀喜


オープン戦打率.094とプロの洗礼を受けた松井は開幕2軍スタート。約1カ月間で打率.375、4本塁打と格の違いを見せつけ満を持して5月1日に1軍昇格。
ライバル野村ヤクルトとの一戦で即7番レフトでスタメン出場すると第2打席でタイムリー二塁打を放ちプロ初安打・初打点を記録。いきなりお立ち台に上がってみせると、翌2日には1軍7打席目でヤクルト高津臣吾から弾丸ライナーのホームランをライトスタンドに突き刺した。
だが、その後は打率.091でホームランも出ず6月20日には2軍落ち。驚くのはあのせっかちな何でも欲しがる長嶋監督が打率0割台の高卒ルーキーを2カ月近く1軍に帯同させていたという事実だ。それだけミスターは松井の素質に惚れ抜いていたのだろう。
夏の日の1993。お盆休み真っ只中の8月16日に1軍再昇格した松井は8月31日の横浜戦で同年の最多勝ピッチャー野村弘樹から圧巻の2打席連続本塁打。さらに3番に昇格した9月には4本、10月にも4本と最終的に57試合の出場ながらもセ・リーグ高卒新人記録となる11本塁打をかっ飛ばした。
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