「ディズニーランドにカップルで行くと別れる」なんていう都市伝説は、あまりの待ち時間の長さに会話がもたなくなったり、イライラしてケンカになったりすることからきた噂話。しかし北海道に住む人々にはこんな都市伝説は通用しない。
なんと、北海道民はディズニーで並んだ記憶がほとんどないらしいと、Twitterで話題となっている。

北海道の学校は冬休みが長い?


漫画家の横山了一さんが今月14日に投稿した、「子供の頃ディズニーランドで並んだ記憶がほとんどない理由」というマンガ付きのツイートが大きな話題を呼んでいる。そのマンガによると、北海道の学校の冬休みは都内や関東の学校に比べて長かったため、北海道民たちは混雑する休日を避けて平日にディズニーランドに遊びに行くことができたらしい。

このツイートに「分かりますwww おんなじことなってた記憶がありますw」「道民の特権ですよね」「けっこうみんなやってますよね」と、同郷の人々がいっせいに共感の声をあげる。また「青森県もその位の長さでした」との声もあり、東北地方に住む人もこの方法を使うことが可能とのこと。しかし「大きいアトラクションはメンテ中だったりしますけどね」「スペースマウンテンがいつも休みで、大人になってから乗りました」と、人が少ない平日に遊びに行くのには多少のリスクもあるようだ。

逆に短い夏休みを嘆く道民も……!


北海道や東北地方の冬休みが長いのは、一説には冬季期間の学校の光熱費の節約のためらしい。
さらには吹雪などで通学に困難が生じ、冬はまともに授業が成り立たなくなる日も多いことから冬休みが長く設定されているようだ。それだけ厳しい冬を経験してきている北海道民だからこそ、冬のディズニーランドでも「寒いって言っても10℃くらいはあるから耐えられたりしますし」と余裕で遊びつくすことができるよう。

しかし一方で北海道の夏休みは都内に比べて短いため、「まあ…逆に夏休みが少ないですから」「とっくに二学期始まってるのに、テレビで『夏休みも残りわずか!』とか言ってるのを聞いた時の悲しさ」と嘆く北海道民のユーザーも多くみられた。

ディズニーの件とは逆に、都内の人が混雑を避けて北海道を遊びつくすなら、北海道民だけ夏休みが終わった後あたりが狙い目かも?

画像出典:skyseeker / Cinderella Castle. (from Flickr, CC BY 2.0)