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今夜金曜ロードSHOW「ルパン三世 カリオストロの城」絶対ヒロイン、クラリス5つの秘密

ところで、クラリスは当初、もっとアクティブな性格のヒロインになるはずだったという。活発なクラリスを引き立たせるために不二子を出さない予定もあったが、「興行的な要求」で不二子を出さざるを得なくなり、クラリスは不二子と被らないように大人しいキャラクターになった。

宮崎監督はこのことについて「作劇技術の問題」「女性が2人出てくる時は同じような性格にできないものですよ」と語っている(『LUPIN THE THIRD VOL.2』)。ひょっとしたらクラリスも「ジャジャ馬娘~」のリエのような活発なヒロインになっていたかもしれない。

なお、「7番目~」も「ジャジャ馬娘~」もラストでルパンは銭形に追われてヒロインのもとを去っている。これも『カリオストロの城』と共通しているパターンだ。

島本須美がクラリスを演じるまで


『カリオストロの城』をはじめ、『ルパン三世』2ndシリーズ最終回「さらば愛しきルパン」(80年)の小山田真希、『風の谷のナウシカ』(84年)のナウシカと、宮崎作品で重要なヒロインを演じてきた声優・島本須美。

当時、劇団青年座に所属していた島本は、世界名作劇場シリーズ『赤毛のアン』(79年)のオーディションで最終選考の2人まで残ったが落選してしまう(決まったのは山田栄子)。意気込んでオーディションを受けていた島本はショックを受けるが、この作品でレイアウトを担当していた宮崎駿の耳には、島本の声と演技が強烈に印象づけられていた。...続きを読む

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