遊助 新曲「凛」は応援ソングではなく、聴く人が寄りかかれるような曲/インタビュー1

 
遊助 新曲「凛」は応援ソングではなく、聴く人が寄りかかれるような曲/インタビュー1
撮影/中村泰介

■遊助/New Single『凛』インタビュー(1/4)

crewに向けた楽曲を収めた、ニューシングル『凛』

今年6月から9月までライブツアー『遊助 2016 「海」~あの・・遊宮城にきちゃったんですケド。~』で全国を駆け巡った遊助が、そのファイナル公演で初披露した新曲「凜」を含むニューシングルを完成させた。「凜」は遊助のルーツである宮古島からインスピレーションを受けて書いた情味あふれるナンバー。また今回のシングルは通常盤のみ収録の1曲も加え、4曲すべてがツアー中に書かれたもの。それゆえ各会場に足を運んだcrew(遊助ファンの愛称)への思いも反映された一枚となっている。今回は「凜」が生まれた背景を辿りつつ、その全4曲の制作ウラ話をインタビュー。遊助のプロとしての厳しさが伺えるツアー中のエピソードも語ってもらった。
(取材・文/猪又 孝)

本当に信頼してるヤツに無理をされることがいちばんイヤ

――新曲「凜」は、先日のツアーファイナルで披露した際、「これまでの出会いを振り返りながら、じいちゃんがいる宮古島に行って作った」と話していましたが、改めてこの曲が生まれた経緯から教えてください。

遊助:宮古島で作ったわけじゃないんだけど、行ったことがキッカケのひとつになっているし、行こうとした時点で「三線を使いたいな」っていうアイデアがぼんやりとあったんだよね。

――2012年発表の「今夜は無礼講 遊turing 餓鬼レンジャー」で<オラ宮古島のクォーター>と歌っていますが、お爺さんが宮古島の生まれなんですか?

遊助:そう。で、大人になったときに横須賀に来て、家でよく三線を弾いてたの。俺はほとんど爺ちゃん婆ちゃんちに行ってたから、小さい頃からずっと三線の音を聴いていて。宮古島には毎年ちょこちょこ行ってるんだけど、今年3月だったかな、爺ちゃんのお墓参りに行ったんだよね。親戚もみんないるから「元気か?」って挨拶もできるし。
遊助 新曲「凛」は応援ソングではなく、聴く人が寄りかかれるような曲/インタビュー1
撮影/中村泰介

――やはり宮古島は特別な場所ですか?

遊助:そうだね。たぶん俺も宮古島にある墓に入るから。俺は直系の跡取りだから。親父も長男だし、爺ちゃんも長男だし、ひい爺ちゃんも、ひいひい爺ちゃんもずっと長男。俺も長男だからその墓を守らなきゃならないの。

――で、宮古島で感じたことを持ち帰って曲にしたと。

遊助:特別意識したわけじゃないけど、絶対影響されているはず。あと、ツアー中に作った曲だから、crewに向けて歌いたくなってきて。来る日も来る日も自分をそばに感じてくれている人を目の前にして歌っているから、そういう気持ちも混ざって、この曲が出てきたと思う。

――TBS系『トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!! 』のエンディングテーマになっていますが、そのタイアップも曲作りに影響を与えていますか?

遊助:もちろん。今回の曲作りはその話をもらったことが大元の種になってるから。そのときにのんびり時間を忘れて聴いてもらえるような曲がいいなと思ったの。そしたら宮古島の空が浮かんで来たっていう。

――実際、広い空や青い海、土の見える大地など、やさしさと力強さを感じさせる田舎の風景が思い浮かんでくるサウンドに仕上がっていますね。

遊助:ありがとう。あと、そのタイアップの話を聞いたときに、ペットを飼っている人の立場で聴ける曲がいいなと思って。ペットを家族と思っているだろうし、言葉は話せなくてもきっとこういう気持ちなんだろうなってことを想像して書こうと思って。それが裏テーマにあるんだけど、最初に書いた詞は視点がペット寄り過ぎちゃって。「抱きしめられて」じゃなくて、「拾われて」とか「持ち上げられて」みたいにしていて。
遊助 新曲「凛」は応援ソングではなく、聴く人が寄りかかれるような曲/インタビュー1

――飼い主に拾われた犬の視点みたいな。

遊助:そう。歌い出しの<会った日から結ばれていた>っていうフレーズも、最初はリードをイメージしていて。<見上げた空に抱きしめられて>も、道でクンクン泣いているときに拾い上げられてる光景をイメージしてたんだよね。犬が見上げると飼い主さんから手が伸びてきて、持ち上げられて、抱きしめられて「かわいい、かわいい」って言われてる犬目線だったの。でも、見直したときに「これじゃ偏り過ぎだな」と思って、人間目線に言葉を置き換えていったんだよね。

――ペット目線が裏テーマにありつつ、表テーマとして伝えたかったことは?

遊助:気心の知れた相手とか、愛してる人とか、絶対離れられない家族とか、信頼しきってる仲間とか、そういうそばで寄り添っている人間に「別にそこまで肩肘張らなくていいよ」って言いたかったんだよね。「それがやさしさじゃないからね」って。「そんな背伸びするなよ」みたいな曲をつくりたかった。

――制作に取りかかってどの言葉が最初に浮かんで来たんですか?

遊助:<やめて>のところ。トラックを聴きながら鼻歌を歌ってたら、その部分のメロディーが浮かんできて、「やめて」って言葉がひらめいて。で、何をやめてほしいんだろうと考えたの。たとえば仲間とサシで飲んだり、親とか嫁とか家族が「話がある」とか言って目の前に来て座ったときに何をやめてほしいかと考えたら、別に愚痴をこぼされてもいいし、泣かれてもいいなって。でも、本当に信頼してるヤツに無理をされることがいちばんイヤだなと思って、それを言っていこうと思ったの。

――インタビュー2へ




≪リリース情報≫
New Single
『凛』
2016.11.16リリース

【初回生産限定盤A】CD+DVD
SRCL-9201~02 / ¥1,713(税抜)

【初回生産限定盤B】CD+DVD
SRCL-9203~04 / ¥1,713(税抜)

【通常盤】CD
SRCL-9205 / ¥1,204(税抜)

※初回仕様:トレーディングカード4種のうち1種ランダム封入

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    「遊助 新曲「凛」は応援ソングではなく、聴く人が寄りかかれるような曲/インタビュー1」の みんなの反応 1
    • 匿名さん 通報

      上地雄輔くんニャあ~~かっこいい><

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