脚本:渡辺千穂 演出:新田真三

「明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします」
すみれ(芳根京子)とさくら(粟野咲莉)の挨拶からはじまった「べっぴんさん」。
ときに昭和25年1月1日です。
ゆり(蓮佛美沙子)と潔(高良健吾)の新居ができて、子供・正太もかわいくて、キアリスの業績も良さそうで、明るい新年のはじまりと思いきや、とことん不穏なはじまりでびびった。
原因は男たちのいがみあい。
視聴率は19・3%(ビデオリサーチ調べ 関東地区)だったと早速日刊スポーツが報じている。
76話はこんな話
近江の長太郎(本田博太郎)と肇(松木賢三)、五十八(生瀬勝久)と潔が仕事のやり方で対立する様子を、
「老いては子に従え」、「人のふり見てわがふり直せ」などのことわざを交えながら描く。
さらに、近江の実家のお嫁さん・静子(三倉茉奈)がわざわざつくってくれたぜんざいを、さくらが、喜代(宮田圭子)のつくってくれたものと比べて、おいしくないと言い出して、すみれが烈火のごとく怒り、お正月の食卓があっちもこっちも気まずい空気になってしまう。
年のはじめの朝ドラは
暗い、辛気臭いと言われる「べっぴんさん」も折り返し、後半戦を迎えた。あと3ヶ月。
いつもべっぴんさんの粗探しご苦労様です