──福原プロデューサーの過去の作品と「けものフレンズ」では、笑いの方向性がかなり違う印象です。「けものフレンズ」では、笑いの面でも、たつき監督の趣向が強く出ているのでしょうか?
福原 そうですね。普段のたつき君は、言葉数が少ない方ですけど言葉選びのセンスとかはすごく面白いし、関西(京都)の人なのでお笑い的なことはやっぱり好きなんですよね。これまでは「てさぐれ」とかの笑いが強調されがちでしたが、たつき君の「irodor」というチームの作品では、お話の流れでまっとうに笑わせる事もやっていたので、そういう面が色濃く出ていると思います。あと、「けものフレンズ」に関しては、「パロディやメタ、時事ネタなどの要素は入れないようにしましょう」と吉崎先生から言われているんです。そういうネタは、笑いが取りやすい反面、消耗されやすいし、時間が経つと成立しなくなるので一切排除しています。

プロデューサーよりもマネージャーに近い


──かばんとサーバルが「じゃぱりぱーく」のさまざまなエリア(ちほー)を巡って、各地のフレンズと触れ合っていくロードムービー的な構成は、当初から固まっていたのですか?
福原 まずは、フレンズと呼ばれる動物たちをたくさん出したいというところからスタートしていて。そうなると、必然的にエリアをまたいで移動しないといけないんです。雪山にいる動物かサバンナにいたらおかしいので。そういう理由で、徐々に今の構成になっていきました。あと、動物の引き立て役として動物じゃない存在が欲しいということで、かばんちゃんと

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