その後の仁希×魁。
ドライブインRainbowへ。
マヒマヒ(ハワイの魚)と、ミックスプレート。
料理も大盛り、紙皿にプラスチックスプーンだ。
頼もうとしているときに、
仁希「あっ別々に頼もう、ややこしいから」
魁「本当?」
って別々に頼む。
おっと、割り勘でいいの?
仁希「まあ残ったら持って帰る」
魁「じゃあ“持って帰る”の英語を考えようよ」
って英語ペラペラでリードする感じもない。
流れだけで観れば、「デート教本」的には、こちらはダメな見本だ。
割り勘でもない、おしゃれなカフェでもない。
だが、そんなデートのほうが、リラックスして、楽しんでいる表情なのだ。
「初デートで割り勘なんて論外」等といっていたデート教本はもう古いのか。
これは、もう男女の間の七不思議のうちのひとつ「相性」ですなー。
そもそも、大志と魁が好対照だ。
あらゆることに精力的で、しっかりしているお兄さんキャラの大志。
サーフィンはすごいけど普段はおっとりして、天然のかわいいキャラの魁。
それがどう相手にハマるか。
そもそも、仁希は、好き好き好きって言ってくる押してくるタイプが好きだと言っていたのだ。
こういう本人が言う「好きなタイプ」もあてにならないのだなー。
いや。
だが、まだ判らないのだ。
画面を通して、ハタから見ていれば、どう観ても、仁希×魁カップルの方が幸せそう。
でも、本人がどう思うのか。恋愛がどう進展していくのかは、これからである。(テキスト&イラスト:米光一成)