愛妻弁当を捨てる夫がいると話題に ではどう関係を良好に保てばいいのか

「3日同じおかずが続く」、「冷凍食品ばかり」「正直まずい」など、弁当に何かと不満のある夫もいるようだ。現に、愛妻弁当を捨てる夫がいることは先日話題になった


しかし、愚痴を直接言えない愛妻家の夫も多いはずだ。そこで、妻との関係をなんとか良好に保ちたい夫が実践で使える、うまい言い回しを夫婦関係アドバイザーの太田起代さんに教えてもらった。

妻に何て言えばいい?


愛妻弁当を捨てる夫がいると話題に ではどう関係を良好に保てばいいのか
夫婦円満カウンセラー 太田 起代さん


「批判されるとイヤになってしまうので、文句や不満ではなく、リクエストがいいと思います。奥様は、感謝をとても望んでいます。『いつも、ありがとう』という言葉を最初に言いましょう

●言い方例
「お弁当、いつもありがとうね。毎日お弁当を作ってくれるおかげで、助かっているよ。
ところで、リクエストがあるのだけれど、聞いてもらえるかな?
できれば、全部でなくていいので、毎日、違うおかずを入れてもらえると嬉しいんだけど、どうかな。」


「違うおかずを入れてもらえると」のところは、「冷凍食品以外のものも入れてもらえると」や、「これは美味しい!という自信作を入れてもらえると」など臨機応変に変更してみよう。


妻の心を理解しよう


愛妻弁当を捨てる夫がいると話題に ではどう関係を良好に保てばいいのか

ところで、妻のほうはどう思っているのだろうか。もし、自分の作った弁当が夫の口に合わない場合、言ってほしいと思っているのか。

「言われないということは、それでいいということかなあ、と考えるでしょう。奥様は、旦那様に喜んでもらいたくて作っていらっしゃるので、正直に言って欲しいと思います。
ただし、批判的ではなく感謝の想いを言葉で伝えてから、正直な想いを伝えるのがいいと思います。そして、リクエストに応えてもらった後も、『ありがとう』を言ってもらえることで、奥様はさらにやる気がアップするものです!」

「ありがとう」は魔法の言葉であるとはよく言ったものだ。
まずは枕詞に「ありがとう」をつけて、リクエストの気持ちで正直に伝えよう。
そして妻に弁当を作ってもらうばかりではなく、時には自分で料理して弁当を用意してみれば、その苦労が理解できるはずだ。
(石原亜香利)

取材協力/
夫婦円満カウンセラー 太田 起代さん
「あなたが、もっとあなたらしく輝きながら夫婦円満になれる」をテーマに活動している。星読みやセラピーを取り入れたカウンセリングスタイルも好評。ブログ「離婚寸前をスルスルと夫婦円満にする魔法のカウンセリング