海外でも似た炎上が起きていた
また、「性暴力的な表現を完全に失くすことは難しいので、結局は子供の周りの大人が『他人の嫌がることはするな』と教えていくしかないのでは」という意見も出ている。そうはいっても、「嫌よ嫌よも好きのうち」という言葉が未だ生き残っている現代。少年漫画のお色気描写を批判する側からすると、子供の周りの大人もどこまで信用していいのか疑問なのかもしれないが……。
ところで、昨春発売されたプレイステーション4・プレイステーション Vita用ゲームソフト『DEAD OR ALIVE Xtreme3』は、女性キャラクターの体をタッチした際に明らかに嫌がる反応をされる点が海外メディアで問題視された。今回の騒動とほぼ同じテーマでの炎上と言えるだけに、けっして『ゆらぎ荘の幽奈さん』に拒否反応を示しているのが、“ごく一部の変わり者”でないことがわかる。“涙目で嫌がる女の子”はお色気作品では定番のイメージだが、今後はその在り方も変化しそうだ。
(HEW)