YOSHIKIにとっては術後初となるパフォーマンス、そして今回挑むのは“全編アコースティックスタイル”という、グループ史上初の試み。手術を終え、厳しいリハビリに耐えながら、「生きる目標」と言い切るほどの強い意志を持って臨んだ公演初日の大阪城ホールは、10,000人の観客で埋め尽くされ、手術を乗り越え帰ってきたYOSHIKIの姿を一目見ようと全国各地、そして海外からもファンは押し寄せた。
開場前にはツアーグッズを買い求める長蛇の列ができ、YOSHIKIの帰りを待ちわびたかのように、販売開始後YOSHIKIグッズはすぐさま完売。前週WEBサイトにて開始されていた先行販売でも、受付開始数時間で即SOLD OUTとなったグッズがいくつもあり、ファンの熱気と勢いは会場外でも凄まじい。また、はるばる海外からも取材クルーが来日するなど、術後初となるYOSHIKIのパフォーマンスに世界中から注目が集まっていることがうかがえる。
今年3月に開催された英ウェンブリー・アリーナ公演同様、映画『WE ARE X』特別バージョンの放映が演出として組み込まれた今回のライブ。映画の余韻に浸りかけた観客の前にX JAPANメンバーが突如現れ、フィルムから繋がるドラマティックなショーの始まりである。