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長瀬智也「ごめん、愛してる」5話。捨てられても虐待されても子は母を求めるもの

長瀬智也主演、TBS日曜劇場『ごめん、愛してる』。余命わずかな男が、自分を捨てた母親の愛を求めて苦しみもがく物語だ。先週放送された第5話の視聴率はじわっと上がって9.4%。数字のとおり、見ごたえのある話だった。(サウンドトラック)
長瀬智也「ごめん、愛してる」5話。捨てられても虐待されても子は母を求めるもの
オリジナル・サウンドトラック

言葉と行動が矛盾している主人公


「俺の命は残り少ないそうだ。なので、一日一日を大切に、目標を持って生きることにした。一日一回はいいことをする。そして、家族とうまい飯を食う。家族ってのは、俺を産んだ女でも、孕ませた男でもねぇ。俺のそばにいる、俺が大事だと思っている人間だ」

突然、鼻血を出すなど、さまざまな症状が出始める律(長瀬智也)。自分を見つめ直し、自分の周囲の人たちと一緒にいる時間を大切にしようと考える。彼が言う家族というのは、「若菜、魚、それとボケチンだ」。音だけ聞くと『ギャートルズ』みたい。

しかし、律の言葉は、行動と矛盾している。言葉のとおりの考えなら、自分を捨てた生みの親である麗子(大竹しのぶ)への執着を断ち切り、サトル(坂口健太郎)の運転手としての仕事をこなしつつ、若菜(池脇千鶴)親子やボケチン……じゃなくて凜華(吉岡里帆)との毎日を楽しく過ごせばいい。
長瀬智也「ごめん、愛してる」5話。捨てられても虐待されても子は母を求めるもの
吉岡里帆フォトブック(仮)2017.9.15発売予定

それでも、律は麗子への執着を隠せない。視線は麗子を追い、麗子のピアノに聞き惚れる。

「子どもって、母親が恋しいんですよ。いくつになっても、たとえ自分を捨てた母親でもね。いつか会いたい、甘えたいって思いながら育つんです。律くんもそうだったんじゃないかしら」

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