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「明日の約束」2話。重い暗いいたたまれない、登場人物のストレートな笑顔もない、だがそれがいい

しかし、「明日の約束」第二話には、それが全く無かった。登場人物が戯けるシーンも、勘違いなどで慌てふためくシーンもない。かといって、事件の真っ最中なわけではないので、緊迫したシーンや、スリルのあるアクションもない。淡々と重いシーンが描き連なっていた。

そして驚くことに、第二話は1時間の中で登場人物の笑顔が一つも映し出されていない。いや、厳密にはいくつかあるのだが、それも“日向の母(手塚理美)の作り笑顔、圭吾が元気だったころの笑顔など、意味合いとしては悲しいものしかない。みんながずっと悲しい顔をしているのだ。ここに、このテーマと真っ正面から向き合っていこうという制作陣の覚悟を感じる。

癒やしがない。頼みの綱の和彦も……


視聴者的にも、日向的にも、唯一の癒やしになりそうだったのが、日向の彼氏の本庄和彦(工藤阿須加)。イケメンで爽やかで、椿が丘高校とも吉岡家とも関係ない全くの別枠にいる存在だったからだ。

しかし今話で、和彦は余計なことをしてしまう。椿が丘高校で生徒が死んだと聞いて心配した和彦は、日向に内緒で実家まで押しかけてしまう。普通だったら、「心配してくれてありがとう」となりそうなものだが、残念ながら日向の母親・尚子は毒親。勝手に彼氏を作った日向に怒り狂ってしまう。和彦は、歪んだ親子関係にもう1つ問題を投じてしまったのだ。

和彦は空気が読めない天然のトラブルメイカーなのか?そう思い、公式ホームページで和彦のプロフィールを読んでみる。すると驚きの紹介文が記載されていた。

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    「「明日の約束」2話。重い暗いいたたまれない、登場人物のストレートな笑顔もない、だがそれがいい」の みんなの反応 5
    • 匿名さん 通報

      フジというか関テレ、攻めてるな〜 数字気にして制作してないよ、これ 心にズシッとくる、、嫌いじゃない

      9
    • 匿名さん 通報

      人生、自分から明るさを撒いて行こうよ。気が集まってくるよ。

      4
    • 匿名さん 通報

      観る人選んでるドラマだね、今期は明日の約束と刑事ゆがみが画面に惹きつけられる

      4
    • 匿名 通報

      一日動いて疲れている人、真剣に悩んでいる人、そういう人は重いドラマは見ないと思う。 余裕のある人、ちょっと暇な時間のある人はじっくり見るのかも。

      3
    • 匿名さん 通報

      19:01さんのおっしゃる通りと思った。 ドラマは凄く真剣に作っているのがわかるし見届けたい気持ちもあるけど… ちゃんとしてるが故に、がんばった1日の終わりに、これは見られない。

      2
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