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「奥様は、取り扱い注意」今までは助走か。予定調和に垣間見える伏線に脚本家・金城一紀爆発予感の5話

『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)については、今まで「リアリティはスルーすべき」と何度も述べてきた。その判断は、やはり間違っていなかったと思う。週を重ねるごと、リアリティを重視していたならば看過できないくだりが頻発するのだ。

どうやら、ネットではその辺について不満が噴出しかけているよう。せっかく伝えたいテーマや真意があるのに、視聴者へ届く前に攻撃されてしまうのは勿体ない。本稿でも、今回ばかりはサラッと指摘しておこうと思う。11月1日放送の第5話が、打ってつけの回だったのだ。
「奥様は、取り扱い注意」今までは助走か。予定調和に垣間見える伏線に脚本家・金城一紀爆発予感の5話
イラスト/Morimori no moRi

家出を図る綾瀬はるかに全然共感できない


主人公の伊佐山菜美(綾瀬はるか)は、近所のママ友である大原優里(広末涼子)と佐藤京子(本田翼)の2人と共に、カルチャースクールの太極拳講座へ通うことに。
そしてその週の日曜、3人の主婦はそれぞれの家庭内で夫への不満が沸点に達してしまう。

京子は夫・渉(中尾明慶)の母親である良枝(銀粉蝶)と同居中。彼女の悩みは、いわゆる嫁姑問題だ。四六時中一緒にいる姑から「早く子どもをつくれ」とプレッシャーを掛けられる毎日。しかし、仕事で疲弊する渉は子づくりに乗り気ではない。
遂には、良枝から「子どもができないのは女としての魅力が足りないから」とまで言われてしまった京子。さすがに耐えかね、休日にいつまでもベッドから出ない渉へ「ラブホテルに行く。準備しといて!」と迫りにいく。しかし、渉はこっそり姿をくらまし、逃げ出してしまっていた。京子の焦りとフラストレーションは溜まる一方だ。

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