ラファエルや禁断ボーイズ、“VALU騒動”のYouTuber続々復帰
「VAZ.tokyo」公式サイトより。

今年の“VALU騒動”で活動を休止していたYouTuberらが続々と活動再開。これにネット上では賛否の声が上がっている。

「禁断ボーイズ」が11月2日、YouTube上の公式チャンネルに「ご報告」という動画を投稿した。メンバー4人が頭を下げ「本日より、YouTubeの活動を再開させていただきたいと思います」と報告した。
さらに11月15日には、株式会社VAZが公式サイト上でラファエルさんの活動再開を発表。YouTubeに料理動画「パセリ風味・豚のテリーヌ」も投稿されている。



ファンからは「悪いことをした訳じゃないんだし、そもそも“休止”がおかしかった! おかえり!」「ラファエルさん待ってたよ!」「禁断ボーイズもラファエル氏も復帰… あとはヒカル氏だけか」と祝福の声が相次いでいる。
しかし一方で、「まだ騒いでるアンチ多いし、もうちょっと鎮火してからの方が良かったのでは?」との指摘もちらほら。

YouTuber活動休止のきっかけになった“VALU騒動”


“VALU騒動”とは、「禁断ボーイズ」のいっくんさんや、ラファエルさん、ヒカルさんらYouTuberが、マイクロトレードサービス「VALU」を利用した際に生じた一連の炎上騒動。自らの“価値”を疑似株式「VA」として発行できる「VALU」で、彼らは「誰が一番価値のある人間かを競う」という企画を行った。「VA」の価格は順調に高騰していったのだが、ある日彼らと事務所顧問の井川拓哉さんが全ての「VA」を売却。結果彼らの「VA」は大暴落してしまい、VALUERたちを中心に炎上騒動に発展してしまう。

中でも多かった批判は「インサイダー取引ではないか?」「なんで設定していた“優待”を削除したの?」というもの。しかしどちらもヒカルさんが否定しており、インサイダー取引疑惑については「あくまで井川さんは、僕たちのファンのみんなのために、VALUを売ってくれただけです」と説明。そして“優待の削除疑惑”についても、初期設定の優待がタイムラインに残っていただけと否定している。

“優待の削除疑惑”については「VALU」も公式サイト上で否定しており、「ヒカル氏のMY VALUの審査中に設定された優待についてVAZ社から削除依頼があったのは事実ですが、当社としては、VALU売り出し前でVALUERも存在しなかったため、そのような場合の他の利用者と同様、優待を無効化するために、優待の期日を変更する対応を行いました」と掲載。

さらに売却した「VA」を彼らは“過去最高値”で買い戻したのだが炎上騒動は収まらず、今年9月には「禁断ボーイズ」やヒカルさん、ラファエルさんの“活動休止”が発表されていた。