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大河ドラマ「西郷どん」初回視聴率が低かった理由は、西郷さんの女子的生活描写か

大河ドラマ「西郷どん」(原作:林真理子 脚本:中園ミホ/毎週日曜 総合テレビ午後8時 BSプレミアム 午後6時) 

第1回「薩摩のやっせんぼ」1月7日放送 
『西郷どん 前編』 (NHK大河ドラマ・ガイド)NHK出版

つかみは力が入っていたのに


連続ドラマの第1回はつかみが大事だ。
「西郷どん」は現代の東京上野にある西郷さんの銅像からはじまった。
それが遡って120年前、西南戦争から21年後、銅像が立った場面に変わる。
妻・糸(黒木華)と弟・従道(錦戸亮)が立ち会っているが、突如として糸は、「うちの旦那さんはこげんな人じゃあいもはん!」「ちごっ」と叫び出す。

西郷さんはこんなじゃない問題に関しては、主演の鈴木亮平が放送前のインタビューで、「黒目が異常に大きくて吸い込まれそうだったらしいですが、僕は、正反対の目をしているので(笑)、最初はどうしたらいいか悩みましたが、これまで大河ドラマを見ても、肖像画に似てない人もたくさんいるので、目ヂカラは忘れて、吉之助さんの慈愛に満ちた眼を意識しながらやっています」と語っていたこともあり、世間的な「西郷隆盛」のイメージと俳優の風貌が違うことをあらかじめ断っておこうという制作サイドの気遣いかと思ったら、林真理子の原作「西郷どん!」からしてそうだった。

ただし原作小説は西郷の息子・菊次郎が京都市長になったときからはじまっており、西郷隆盛は生涯、1枚も写真も肖像画も残していないと書く。
いま、残っている肖像画は想像の産物で、では、西郷隆盛の本当の姿とはどういうものだったのだろうかと少々ミステリー風味を醸したイントロを、脚本家の中園ミホは応用してドラマオリジナルのはじまりを描いたといえるだろう。

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『西郷どん』は鈴木亮平や橋本愛らが出演するNHKの大河ドラマ。極貧の下級武士にすぎなかった素朴な男・西郷隆盛(西郷どん)が、明治維新を成し遂げていく物語。

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