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Jリーグを見る層と見ない層との乖離
煙山:今年はやっぱりW杯イヤーなので、中断する15節までの前半戦をどう戦うか、中断期間中にどう調整しなおすか、というのが見どころのひとつ。一方で、選手個々としては、W杯に向けてガンガンアピールするJリーガーの熱みたいなものを見せてほしいシーズンです
洗川:特に、昨年末のE-1選手権で韓国にあんな負け方(1対4の惨敗)をして、ハリルジャパンの中で国内組は果たしてどうなんだ!? という状況でJリーグが始まります。もう、本当に力を入れてやらないと、ハリルの中での序列も変わらないんじゃないかと思います。
煙山:僕が期待しているセレッソの杉本健勇にしろ、いま名前が出てない選手にしろ、前半戦はそういうガツガツ感をすごく出してほしい。そしてW杯明けの後半戦は、日本がW杯でどんな結果だったのかによって影響を受ける部分があると思います。活躍した選手が海外移籍をするかもしれないし、反対に、W杯で名を売ってJリーグにやって来る海外の選手もいるかもしれない。だから、前半戦の楽しみ方と後半戦の楽しみ方とが違うことが考えられます。理想は、W杯で活躍して、その選手がJリーグに残って盛り上げてくれることなんですけどね。