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「西郷どん」7話。篤姫の「恐ろしいような縁談」西郷さんの「つましい婚礼」

       
彼女をもらってすぐ、びっくり展開が待っていた。吉兵衛が何の前触れもなくあっけなく亡くなるのだ。
見ているほうは、満佐が亡くなると思っているので、ショックもひとしおであった。

満佐がなくなるのは、最後の最後。
吉之助が、すっかり弱った母を背負って桜島を見に行き、彼が生まれたとき、親子3人でここへ来た思い出に浸りながら、母は召される。

一年の間に、祖父、父、母と立て続けに亡くすことは林真理子の原作にも書いてあるが、それは並製上巻78ページから82ページの間のわずかばかり。それを中園ミホはずいぶんと劇的に書きこんだ。母と息子の別れは当然ながら、吉兵衛が亡くなる前、満佐との愛情を嬉々として語り、そのあと、突然の死を迎える展開も涙を誘う。

ついでに記せば、ドラマでは触れられてなかったが、原作では、父も祖父の病をもらったと書いてあった。
とにもかくにも吉兵衛の死にはヤラれた。

ハレとケ


死(ケ)と結婚(ハレ)、両方を描いているところは原作ままだが、ドラマのほうは、それだけでなく、ふたつの結婚(縁談)を対比させて書いた。
於一(篤姫〈北川景子〉)の「恐ろしいような縁談」と、吉之助と須賀の「つましい婚礼」だ。

後者は、貧しい家で、結婚といってもたいしたもてなしができない状況。前者は、島津斉彬が幕府と関係をつくるため。
斉彬はまず於一を養女に迎え、それから、江戸に輿入れをしてほしいと頼む。その相手とは・・・あの人のわけだが、この回では明かされない。

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「「西郷どん」7話。篤姫の「恐ろしいような縁談」西郷さんの「つましい婚礼」」の みんなの反応 3
  • 匿名さん 通報

    >世話物より、時代がダイナミックに動いていくドラマをやっぱり見たい・・・かも。 個人的にはそういう展開は見飽きているので、家族の視点から幕末の英雄を描く、という話が見たいです。

    2
  • 匿名さん 通報

    明治維新の話は男が表舞台で活躍する話がおおいので内側から支える家族目線の話があってもいい。

    2
  • 匿名さん 通報

    もう江戸編になるの?

    2
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