「さよならの朝に約束の花をかざろう」岡田麿里監督がラストカットに込めた思い
イオルフの特徴である金色の美しい髪も隠し、人間の世界でエリアルと一緒に暮らすマキア。エリアルが成長して見た目の年齢が同じくらいになったことで、周囲には親子ではなく姉弟だと説明している

──アフレコの時、石見さんとはどのようなことを話しましたか?
石見 とにかく本当にピュアな子なんですよ。アフレコの時も、(演じながら)涙をこらえていたりとか。アフレコは2日間あったんですけれど、1日目は事前に(セリフの)読み合わせをやったときよりも、少しだけパワーダウンしていたんです。だから、緊張しているのかなと思って、「緊張しちゃったかな? ちょっとこわばっちゃってたね」とか声をかけたら、 すごく(ショックを受けた顔で)「あ……」みたいな感じになって。「どうしよう! ヤバいことを言っちゃった!」と思って、「でも、あそこは良かったよ!」とか「明日もあるよ!」とかいろいろと言ったり、その後に長文メールを送ったりしました(笑)。その日は、(監督として)どうすることがベストだったのかなとか、でも何も言わないわけにはいかなかったよな、とかすごくいろいろと考えちゃったんですけど……。次の日のアフレコはめちゃくちゃ良かったんですよ! やっぱりアニメって、声優さんと絵がひとつになって一人の役者さんだと思うんですけど。石井(百合子)さんの描かれる絵と、石見さんの声のマッチングが素晴らしくって。すごく助けられました。石見さんは、会社(P.A.WORKS)にも来て下さって、石井さんたちと話してくれたりもして。おかげで、マキアはすごく生きているキャラクターになったなと思います。

ファンタジー設定の中、現実と地続きの気持ちを入れたかった


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