心配された雨も開演頃には傘がいらないほどの霧雨に。それでも各自レインウェアを着込んで、ライブを楽しむ気満々のオーディエンスもまた頼もしい。定刻に場内の照明が暗くなり、オレンジで揃えた衣装でメンバーがゲートから勢いよく登場。東京の夜に滑り出すように「ビビビ」でスタート。さっそく、「恋じゃない?」への「イエーイ!」のレスポンスが起こり、おかもとえみ(Vo)の「こんなもんじゃないよね?」という煽りに客席の声も大きくなり、早くも一体感が生まれた。
1曲終えると、さっそく最初のゲストを紹介。SEKIGUCHI LOUIE(Dr)と長年の友達である山崎正太郎(Dr / Czecho No Republic)、そして先週、フレンズも参加、成功裡に終わった『YON FES』を主宰する04 Limited SazabysからギターのHIROKAZとRYU-TAが参加。「夏のSAYにしてゴメンネ」という、コード・ストロークが気持ちよいナンバーをトリプルギターで届ける。