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「半分、青い。」17話。時代の変化と主人公の変化を重ねた巧みな脚本

「半分、青い。」17話。時代の変化と主人公の変化を重ねた巧みな脚本
『くちびるから散弾銃』岡崎京子 講談社<br />真中の金田サカエの眉と唇が、佐藤江梨子が「魂の解放〜」と言っている顔に似ていませんか。<br />漫画のキャラは20代前半でこの時代を謳歌しているが、佐藤江梨子演じる瞳は30歳で痛々しさが強調されている。描かれた時代の差を感じる。
連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK 総合 月〜土 朝8時〜、BSプレミアム 月〜土 あさ7時30分〜)
第3週「恋したい!」第17回4月20日(金)放送より。 
脚本:北川悦吏子 演出:田中健二

17話はこんな話


鈴愛(永野芽郁)は、ある朝、偶然出会った新聞部の小林(森優作)と再会する。これは、運命なのだろうか。

ネタのメガ盛り


「恋は自分でつかんでいかないと 選んじゃだめ」
「(「ふぎょぎょ」は)流行らない、流行らない」 
19日(木)の「ごごナマ」では、美保純が少々辛口だった。やはり、朝ドラレジェンド「あまちゃん」(13年)に出ていた矜持だろうか。
 
北川悦吏子はもともと、脚本にその時代特有の固有名詞を取り入れ、リアリティーを増す手法を得意としていた。ちょうど流行っているブランド名などが出て来ると、視聴者は心くすぐられたものだ。90年代、彼女が目指していたユーミンの歌がそうだったように。それに追随しようとする次世代の女性作家もいたが、北川を超える才能はついぞ現れなかったと言っていい。
80年代を売りにしている「半分、青い。」でも、じゃんじゃん取り入れたいところだろうが、実名が使えないものもあるため、架空の名前と本物を混ぜながら、じゃんじゃん出してくる。17話では「イカ天」が出てきた。

それだけでなく、朝ドラや、流行りのドラマの手法も貪欲に取り入れる。ネタのメガ盛りである。
17話は、風吹ジュンのナレーションが、「え、もう?もう?イントロはじまる? 星野源が歌いはじめる」と言って、主題歌「アイデア」に繋いだ。この作り手が良くも悪くも調子に乗っている感じ、福田雄一に代表される10年代のメタドラマふうな気もしつつ、じつは、80〜90年あたりのバラエティーの空気も感じる。良くも悪くも、何かと調子に乗っていた時代なのだ。...続きを読む

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「「半分、青い。」17話。時代の変化と主人公の変化を重ねた巧みな脚本」の みんなの反応 8
  • 匿名さん 通報

    鈴愛よりも菜生の方が可愛い

    13
  • 匿名さん 通報

    kaomaのLambadaは89年発売であってるはず ドラマでかかっているのもkaomaのやつ このライターさんは90年に石井明美がカバーしたバージョンをオリジナルと勘違いしていると思う

    9
  • 匿名さん 通報

    ヒロインは、可愛いとうよりは愛嬌がある感じ。

    6
  • 匿名さん 通報

    果たして恋に繋がるのか?

    4
  • 匿名さん 通報

    毎日15分、堪能している。 セリフのテンポも好き。 土曜日分を5回も見るのは、あさが来た以来かなぁ。 レビューも毎日楽しみにしています。

    3
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