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丁寧さに好感「正義のセ」6話。検事と弁護士は、ときに対立しても目指すものは同じ

「もう僕の人生はおしまいです!」となおも被害者ぶる浅田を、凛々子が諌める。「あなただって他人の人生を台無しにしてるんです。その罪の重さをちゃんと感じてください」。このセリフは、被疑者にそう言えるまでに凛々子が検事として成長したことを感じさせた。

相原の鉄道知識が思いがけず捜査に役立つ


ところで、第4話のレビューで私は、鉄道ファンの相原が「時刻表トリックを見破って事件解決! なんてこともあるのだろうか」と書いたが、第6話では、彼のマニアックな知識が思いがけず、捜査の手がかりをつかむきっかけとなっていた。

それは、浅田からの押収物を確認していたときのこと。1枚の古い切符の貴重さに気づいた相原は、さっそく凛々子とともに彼の住む部屋を捜索、するとそこには高価な鉄道グッズがずらりと並んでいた。バイトもしていない大学生がどうやってこんなにもたくさん高いものを持っているのか? 急に被疑者への疑念が強まった瞬間だった。

その後、相原が浅田の仲間の小林を取り押さえたときには、不意にプロレス技をかけていた。彼はプロレスオタクでもあったのだ。普段は凛々子に口うるさく指導し、彼女からは陰で「小姑」と呼ばれている相原だが、これらエピソードからは、真面目な仕事人というだけでなく、多彩な趣味を持つ人間的な幅の広さがうかがえる。

相原には今回、クライマックスにも見せ場があった。事件の真相があきらかになったあと、先述したように取調べで「僕の人生はおしまいです」と言う浅田に、凛々子が一喝したあと、相原は静かにこう語りかけたのだ。

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