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「ニンジャバットマン」は全方位にオススメ バットマン、ひょんなことから戦国時代の日本へ

「バットマンが戦国時代にタイムスリップ」というような発想自体は、本家のDCコミックスにも存在する。例えば1989年に発表された『ゴッサム・バイ・ガスライト』という作品は「19世紀のゴッサムシティにバットマンが存在したら」という設定だし、2010年の『バットマン:ザ・リターン・オブ・ブルース・ウェイン』では原始時代から中世、大航海時代に西部開拓時代とバットマンが様々な時代を冒険している。エルスワールド物(「もしも〇〇が〇〇だったら」みたいな、ドリフのコントのような内容のコミック)でも正史でも、バットマンはけっこういろんな時代に行っている。

とはいえ、日本人スタッフによるアニメとなると話は別だ。正直見る前は「安直なアニメ化だったらイヤだな~」と思っていた。しかし、一番最初に出てきたのが有名だけど特にバットマンのヴィランでもないゴリラ・グロッドだった時点で「あ、これマジのやつだ……」とクルリと手のひらを返した。邪悪な野心を持つ天才ゴリラで、しかもゴリラ光線まで発射するというDCきっての人気ヴィラン(アメリカ人はゴリラが好きなのである)がいきなり登場、しかも声が子安武人……。皆さんは子安武人の声で喋るゴリラを想像したことがありますか……?

『ニンジャバットマン』の面白みは、このゴリラ・グロッドのようにDCコミックスの原点にあたって、噛み砕いたことがしっかり伝わってくる翻案にある。バットマンのサイドキックたちであるナイトウィングやレッドロビン、ロビンたちが『仮面の忍者 赤影』的なアレンジになっているのも納得感があるのだが、アレンジという点で言えばグッとくるのがレッドフードだ。

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