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トルコ大統領に政治利用されたスター選手 W杯直前の独代表に吹き始めた隙間風

トルコ大統領に政治利用されたスター選手 W杯直前の独代表に吹き始めた隙間風

アメリカのミレニアル世代が「新しい情報をアップデートする」という意味で使う「Woke」をタイトルの一部に組み込んだ本コラムでは、ミレニアル世代に知ってもらいたいこと、議論してもらいたいことなどをテーマに選び、国内外の様々なニュースを紹介する。今回取り上げるのは、現在ロシアで開催中のFIFAワールドカップで優勝候補の筆頭格とされるドイツ代表を大会直前に襲った、ある騒動についてだ。4年前のブラジル大会では、様々なバックグラウンドを持つ選手が一丸となり、24年ぶりにトロフィーを手にしたドイツ代表。サッカーとは直接関係のない雑音に影響されずに、2大会連続となる優勝を実現できるのだろうか。

ワールドカップで4回の優勝を誇るドイツ
ロシア大会はまさかの黒星スタート


ドイツ語で「ディー・マンシャフト(そのチーム)」や「DFBエルフ(ドイツサッカー協会の11人)」というニックネームを持つ、サッカーのドイツ代表。FIFAワールドカップの歴史に目を向けても、ブラジルやアルゼンチンといった特別な国だけに与えられた存在感を持ち、ワールドカップの各大会で例外なしに主役としてスポットを浴びる存在だ。

統一ドイツとして出場した1990年のイタリア大会では、ユルゲン・クリンスマンやローター・マテウスといった選手らの活躍で優勝。24年後のブラジル大会では、準決勝でホスト国ブラジルから7ゴールを奪う大勝で決勝に進出し、決勝のアルゼンチン戦をゲッツェのゴールで制したドイツは、西ドイツ時代からの通算で4度目となる優勝トロフィーを手にした。

ロシア大会に出場する選手のユニフォーム。左胸の部分に付けられた代表チームのエンブレムの上には、4つの星の刺しゅうが施されている。これまでにワールドカップで4度の優勝経験のあるドイツ。ドイツをしのぐ記録を持っているのはブラジルのみだ(優勝は5回)。

4年前のブラジル大会ではイスラム教徒のトルコ系選手や、ガーナやチュニジア、ポーランドにルーツを持つ選手らの活躍もあり、ドイツの勝因に個々の能力や戦術といったものに加えて、「多様性」が加えられた。1998年に自国開催で初優勝したフランス代表も、様々なルーツを持つ選手がチームの中でうまく融合し、魅力的なサッカーを展開した。

チャンピオンとしてロシア大会に臨んだドイツ代表であったが、初戦のメキシコ戦では、チームが全体的に上がり気味になったところを、メキシコの高速カウンターが狙い撃ちし、まさかの初戦黒星でのスタートとなった。2戦目のスウェーデン戦も、ゴールが遠い状態が長く続き、1-1で迎えた後半ロスタイムに、司令塔のトニ・クロースがゴールラインの左側から大会ベストゴールの1つとして記憶されるであろうフリーキックを成功させ、2戦目にしてようやく勝ち点3を手にした。日本時間の今夜11時、ドイツ代表は韓国代表とグループリーグ最終戦で激突するが、ドイツがきちんと勝利し、そのまま決勝トーナメントに進むだろうという見方が強い。

かつてイングランド代表でストライカーとして活躍したギャリー・リネカー氏は、ドイツサッカーの底力について明言を残している。「フットボールはものすごく単純だ。22人がボールを奪い合い、最後にはドイツが勝っている」というリネカーの言葉は、負けていても最後には試合を勝ちにまで持って行くドイツの試合巧者ぶりと強いメンタリティーに対する賞賛であると考えられている。

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