KEYTALK、自身最大規模の幕張メッセ公演に1万4000人 片時も目も耳も離せない2時間30分

彼らが立っているステージは時折回転する仕組みとなっていて、普段のライブでは不可能なアングルからメンバーたちを観られるのが楽しい。「後ろから観られるのは、なかなかないので恥ずかしい(笑)」と、寺中が照れくさそうに言っていたが、メンバーたちにとっても新鮮な体験だったらしい。

この刺激的な空間を利用したスペシャルな演出は、中盤以降もいろいろ用意されていた。東=小野、西=首藤、南=寺中、北=八木――4方向に飛び出している花道の先端部分にメンバーが立ち(ドラムの八木は座り)、迫力満点の熱いサウンドを届けた「ロトカ・ヴォルテラ」と「S.H.S.S」。首藤がメインボーカルとなり、ハンドマイクで歌いながら瑞々しい声を響かせた「雨宿り」。1万人を越える動員のワンマンライブでは初となるアコースティックコーナーで披露され、穏やかでアットホームな雰囲気を生み出していた「summer tail」と「プルオーバー」……などなど、片時も目も耳も離せない場面が続いた。

松岡修造×KEYTALKによるC.C.レモンオリジナルソングとして公開されて話題となった「Cheers!」。この曲が披露される直前には、学ラン姿の松岡修造からのビデオコメントが流れて、観客を大いに沸かせていた。「C.C.レモンオリジナルソングは、歌と曲を通して若者を応援するプロジェクトです!」――たくさんの若者が歌っている姿を盛り込んだMVを制作している旨を語った彼は、この日、集まった人たちにも参加してほしいと呼びかけた。「あなたもKEYTALK!」という力強い言葉をもらって、大喜びした観客。演奏がスタートすると、客席に投入された20個の巨大な黄色いバルーンがレモンのようにフレッシュに跳ね回り、会場内をますます陽気で楽しい空間にしていた。この風景も盛り込まれるMVは、きっと素晴らしい仕上がりになるだろう。

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