review

最終回「半分、青い。」これほど激しく賛否が分かれた朝ドラも近年ない

もっとも視聴者は漫画のような終わり方を予想していたから、あえて出さなかったのかもしれない。
いずれにしても、最初にわくわくさせた“漫画”というモチーフは、師匠・秋風羽織と、親友・ボクテとユーコ(清野菜名)との出会いのための仕掛けに過ぎず、そう思えば漫画に関する描写の薄さも納得だ。
秋風がユーコのために描いた「A−girl」の続編も台詞だけでどんなものかわからない。ボクテの再トライ作も見たかった。
もうすこし漫画を小道具としてうまく使ってほしかったと思うのは漫画が好きな人だけだろうか。
唯一、漫画が功を奏したのは、北川悦吏子が昔から目をかけてきた漫画家・なかはら・ももたが鈴愛の中の人(劇中絵を担当)となり、スピンオフ漫画「半分、青っぽい。」を実際に上梓、ヒットさせたことに昇華したことである(これは辛口ではなくいい話です)。

良くも悪くも星野源だけ浮いていた気が。
脚本家セレクトの劇中使用曲を集めたアルバムも出て、音楽劇な側面もあったドラマでありながら、劇中で星野源の主題歌が意外と効果的に使用されることがなかった。
最終回は後半に過去を振り返る流れからそのままラストシーンまでかかっていたが、いわゆる主題歌でここぞというとき大音量で鳴らして盛り上げるようなトレンディドラマ手法は各話ほぼ採っていない。
毎日はじめに必ずかかることもあって、15分の短いドラマでは、クライマックスにまたかけるのも難しいのかもしれず。驚くほどこの主題歌だけ独立したものに感じられた。むしろそれで特別感があっていいのかもしれないが、あとから発表された二番以降がシアトリカルでエモーショナルだったので、うまく絡めたドラマも見てみたかった。...続きを読む

あわせて読みたい

気になるキーワード

レビューの記事をもっと見る 2018年10月1日のレビュー記事
「最終回「半分、青い。」これほど激しく賛否が分かれた朝ドラも近年ない」の みんなの反応 58
  • 匿名さん 通報

    漫画家編の途中までは素直に楽しめた。それ以降は展開はバタバタ、時間は飛び飛びで、ストーリーが強引なのも相まって不自然さが目立つようになってしまった。場面場面は面白いけど連続ドラマとしてはどうかと思う。

    54
  • 匿名さん 通報

    「そよ風ファン」改め「マザー」。律も津曲も「マザー」のほうがいいとすぐに賛成したけど、そんなにいい? 個人的には「そよ風ファン」のほうが製品の特徴が伝わりやすくていいと思いますが。

    51
  • 匿名さん 通報

    私はこのドラマ好きでした。仕事が上手くいかないことや、親の病気、子供へのイジメ、災害、親友の死など同時にいろんなことに対応しなくてはいけないヒロインの姿が、平成の現実を表していたと思います。

    44
  • 匿名さん 通報

    木俣さんのレビュー毎日楽しみにしてました。確かに合う合わないの差が激しい個性的なネックレスでしたね。永野さんは難しい役で本当に大変だったと思います。

    33
  • 匿名さん 通報

    作者が朝ドラに革命を起こすとか言ってたけど、最後の最後はベタ過ぎて逆にホッとしてしまった。でもあの集まりにともしびのママは入れて欲しかった。

    29
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

次に読みたい関連記事「あさが来た」のニュース

次に読みたい関連記事「あさが来た」のニュースをもっと見る

次に読みたい関連記事「ひよっこ」のニュース

次に読みたい関連記事「ひよっこ」のニュースをもっと見る

次に読みたい関連記事「わろてんか」のニュース

次に読みたい関連記事「わろてんか」のニュースをもっと見る

新着トピックス

レビューニュースアクセスランキング

レビューランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

半分、青い。

半分、青い。

NHK「半分、青い。」レビュー記事一覧

トレンドの人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

エキサイトレビューとは?

エキレビ!では人気のドラマやテレビアニメ、話題の書籍を人気ライターがレビュー、解説! 人気ドラマのあらすじや、話題の書籍が支持される理由の考察、国民的アニメに隠された謎の解明など話題の作品の裏話を紹介。

その他のオリジナルニュース