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少女VS巨人「バーバラと心の巨人」は激エモグラフィックノベル映画だった、ゲーゲー泣いた

1人の少女の孤独な戦いを描いた激エモ作品である『バーバラと心の巨人」。心の巨人ってなんのこっちゃというタイトルだが、しっとりとした絵作りと風変わりな少女の死闘にゲーゲー泣いてしまう一作だ。
少女VS巨人「バーバラと心の巨人」は激エモグラフィックノベル映画だった、ゲーゲー泣いた

名作グラフィックノベルが映画化! 風変わりな少女による"巨人殺し”とは


『バーバラと心の巨人』の原作は、2008年に原作ジョー・ケリー、作画ケン・ニイムラというチームが発表したグラフィックノベル『I Kill Giants』。2012年には邦訳版も出版されている。元が海外コミック、それもいわゆるスーパーヒーローものではないオルタナティブ・コミックが映画になったということで、『バーバラと心の巨人』はどちらかというと『ゴーストワールド』とかの仲間と言える作品かもしれない。

ザクザクとした描線で描かれたキャラのかわいさと終盤に連発される大胆な構図が魅力的だった原作コミックに比べると、叙情的な雰囲気の映像でまとめられた『バーバラと心の巨人』はずっとしっとりした印象だ。気温と彩度の低いロングアイランドの風景と、荒涼とした海岸に立つ奇妙な服装の少女バーバラの姿は妙に馴染んでいる。国籍は違うが、スウェーデンのイラストレーターであるシモン・ストーレンハーグの絵のような雰囲気だ。

主人公バーバラは風変わりな少女である。頭にウサギの耳の被り物をつけた少女バーバラは、人類を脅かす"巨人"と戦っているのだ。毎日のように巨人をおびき出す罠となる腐った食べ物を電柱にくくりつけ、森に入っては痕跡を探す。いつも身につけているハート形のポシェットには巨人殺しの巨大なハンマー"コヴレスキー"が封印されている。面倒を見てくれる姉の言うことも嫌いな教師の言うことも聞かず、学校でも友達はいない。しかし、バーバラにはそんなことを気にかけている暇はない。なんせ彼女は巨人と戦わなくてはならないのだ。...続きを読む

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