review

拷問ホラーの名手イーライ・ロスが「ルイスと不思議の時計」で魅せるプロの仕事

あのイーライ・ロスが、原作が児童文学のファミリー向けファンタジー映画を撮った……一体どういうこと……? 何が起こっているのかどうしても気になって劇場に行ったおれが見たのは、予想以上に手堅い作りながら随所に自分の得意な芸を混ぜ込む、珠玉の職人芸だった。
拷問ホラーの名手イーライ・ロスが「ルイスと不思議の時計」で魅せるプロの仕事

えっ! イーライ・ロスにファミリー映画を撮らせていいんですか!?


イーライ・ロスといえば、監禁・拷問系のシチュエーションを大の得意とする映画監督である。とにかく見てて痛い映画として名高い拷問ホラー『ホステル』や、調子に乗った若者がジャングルの原住民にムシャムシャ食われる様子が楽しい『グリーン・インフェルノ』を撮った人……と言えばだいたい伝わるだろうか。クエンティン・タランティーノと仲が良く、タランティーノ作品にも俳優として度々出演している。が、その役も「バットでドイツ兵の頭をカチ割る"ユダヤの熊"ことドニー・ドノヴィッツ軍曹」とか、そんなんである。痛くて残忍で血がドボドボ出るけど、「この映画を作った人は、根は真面目でいい人なんだろうな」という人柄を感じさせる……そんな作品を得意とする監督だ。

そんなイーライ・ロスが、スティーブン・スピルバーグの制作会社アンブリン・エンターテインメントと組んでファミリー向けファンタジー映画を作ったという。最初に聞いた時は耳を疑った。他の監督ならともかく、イーライ・ロスだぞ? 確かに最近のイーライ・ロスは拷問ホラーだけじゃなくスリラーを撮ったり、アクション映画を撮ったりしている(10月19日から公開される『狼よさらば』のリメイク『デス・ウィッシュ』はイーライ・ロスの監督作品だ)。だからと言ってファミリー映画、それも魔法使いが出てくるファンタジー映画を撮らせて大丈夫なのか……? 三池崇史がジョジョの映画撮ったようなもんか……? とにかくこれは見に行かないわけにはいかない。

あわせて読みたい

エキサイトレビューの記事をもっと見る 2018年10月18日のレビュー記事をもっと見る
「拷問ホラーの名手イーライ・ロスが「ルイスと不思議の時計」で魅せるプロの仕事」の みんなの反応 3
  • 匿名さん 通報

    実写版千と千尋、メアリみたいなもの。

    0
  • 匿名さん 通報

    ドイツ人が悪いというより、アザゼルさんが諸悪の元凶だろ。

    0
  • 匿名さん 通報

    キリスト教文化圏の海外の児童文学原作ってよくわかんないものが多い。俺ら仏教と神道だからピンと来ないんだよなあ。

    0
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

新着トピックス

レビューニュースアクセスランキング

レビューランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

トレンドの人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

エキサイトレビューとは?

エキレビ!では人気のドラマやテレビアニメ、話題の書籍を人気ライターがレビュー、解説! 人気ドラマのあらすじや、話題の書籍が支持される理由の考察、国民的アニメに隠された謎の解明など話題の作品の裏話を紹介。

その他のオリジナルニュース