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意外な佳作「ドロ刑」新米刑事・中島健人と大泥棒・遠藤憲一のバディを待つ未来を想像して切なくなる1話

マンガの実写化となると、原作ファンからのキツいマークに遭うことは必至。そういう意味で、勝負に出た。10月13日よりスタートしたドラマ『ドロ刑 ─警視庁捜査三課─』(日本テレビ系)が、週刊ヤングジャンプで連載中の原作と全然違うのだ。
意外な佳作「ドロ刑」新米刑事・中島健人と大泥棒・遠藤憲一のバディを待つ未来を想像して切なくなる1話
ドロ刑(ヤングジャンプコミックス)1巻/集英社

主人公は、Sexy Zone・中島健人演じる斑目勉。原作の斑目は、正義感旺盛な熱い新米刑事だった。一方、中島が演じるドラマ版斑目は「転職すっかな〜」とぼやくほどモチベーションの低い男。さとり世代の典型であり、チャラ男である。キャスティングを知った時点で原作通りにいかないとは思っていたが、ここまでとは……。
遠藤憲一演じる煙鴉もキャラが変わった。原作では、斑目より煙鴉のほうがチャラい。洞察力に優れ、何事にもスマートな手練の大泥棒。全てを見透かした態度で、おちょくるように斑目に接する。なのに、ドラマ版では親心に溢れた世話焼き泥棒になった。

つまり、原作とドラマで主役2人の性格が逆転しているのだ。改変どころの騒ぎじゃない。別物として接したほうが絶対にいい(事実、ネット上では原作ファンとジャニーズファンの感想に大きな温度差がある)。「刑事と泥棒のバディ」という設定のみ借りたパラレルワールドだ。
年上になつき、懐に入るドラマ版・斑目のキャラは中島に似合っているし、林宏司による脚本はさすがのクオリティ。初回を観たかぎり、このドラマは佳作だ。原作へのこだわりを捨てれば、ピュアに作品を楽しめるはず。だから、原作にまだ接していない視聴者には、最終話が終わるまでそのままでいることをお勧めしたい。

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「意外な佳作「ドロ刑」新米刑事・中島健人と大泥棒・遠藤憲一のバディを待つ未来を想像して切なくなる1話」の みんなの反応 1
  • 匿名さん 通報

    私もまったく期待してなかったけど、録画見て感嘆しました。このドラマは面白い!

    1
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