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北川景子「フェイクニュース」ころころ変わるネットユーザーの信用を得たのはメディアか一般人か今夜後編

ネットニュースの記者を主人公としたNHK総合の土曜ドラマ「フェイクニュース あるいはどこか遠くの戦争の話」は、先週の前編に続き、後編が今夜放送される(夜9時〜)。

ネットニュース編集部の描写に「あるある」と「ないない」


前編についてはすでにエキレビ!で米光一成さんが書いているように、49分間、無駄なく話が展開し、あっという間に次回へつなげた感じだった。
北川景子「フェイクニュース」ころころ変わるネットユーザーの信用を得たのはメディアか一般人か今夜後編
「フェイクニュース」のなかで、光石研演じる「木から落ちない日本猿」こと猿滑は、東雲から初めて取材を受けた際、なぜか南海ホークスの帽子をかぶっていた。あれは何か意味があってのことだろうか。ホークスの現在の親会社がIT企業であることを示唆している、とか?

『南海ホークスFOREVER』

「ネットニュースあるある」的なエピソードも多く、たとえば、主人公の東雲樹(しののめいつき。北川景子)が、自分でつけた記事のタイトルを同僚の網島(矢本悠馬)に勝手に変えられるくだり。釣りにはならないよう内容を的確に表し、かつ読者の目を惹くタイトルをつけるのには、自分もいつも苦心しているだけに、身につまされた。

一方で、劇中でのネットニュースの編集部の描写には、実際にネットで仕事をしている者としてはやや違和感を覚えるところもあった。一例をあげるなら、冒頭の編集会議の場面。そこで東雲が、今年の猛暑を路上生活者がどうすごしたか実態調査を行なうという企画を提案するも、編集長の宇佐美(新井浩文)に即座に却下されてしまう。PV数が見込めず、取材にかかる費用も時間もコスパに見合わないというのがその理由だ。代わりに採用されたのは、この秋話題の女性用下着についての記事だった。だが、よく考えてみると、そんな企業のプレスリリースを右から左へ流すような記事よりも、路上生活者の記事のほうがよっぽど面白そうだし、PV数を稼げるのではないか(このことは視聴時には気づかなかったが、放送後にエキレビ!の編集長から言われて、たしかに、と納得したのだった)。

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