遊助、25枚目のシングルはド直球のラブソング「俺と付き合ってください。」/インタビュー1

遊助、25枚目のシングルはド直球のラブソング「俺と付き合ってください。」/インタビュー1

――そんなツアーを振り返って、どんな感想を持ちましたか?

遊助:すごく楽しかったし、やり切ったという気持ちがすごくある。今まででいちばん楽しかったから、自分でやってても。

――それほど充実感があったと。

遊助:もちろん今までも楽しかったんだけど、楽しいということより、いろんなことに気を配ることが多かったから。それがなくなったわけじゃないんだけど、今回は演出方法だったのか、自分に自信がついたのか、理由はわからないけど、24公演全部新鮮で。毎回、新しい発見を感じながら、違った楽しみ方があって、これまでと違う遊助が出たなっていう手応えがありました。

――今回のライブは、これまでに比べて肩の力が抜けているように見えました。

遊助:わかる。そう。なんか肩の力が抜けたんだよな。

――さっき話に出た芝居のパートでもN.O.B.B.さんが主人公役をやったりとか、遊助さんが一歩引いている感じが見受けられて。でも、和太鼓とかダンスとか見せるところはきっちり見せる。決してド派手なパフォーマンスというわけじゃないんだけど、見応えはたっぷりあるっていうライブになっていたなと。

遊助:うん。やればやるほど、そうなっていった。なんか偉そうだけど、押し引きが楽しくなってきて。昔は、これでもかこれでもかって詰め込んで、押し出し、押し出し、みたいな。でも削ぎ落としていく作業が楽しくなってきて、そうすると、今回のように見やすくてあっという間の2時間半のモノができた感じかな。

――MCも今回は短めでしたもんね。

遊助:そう。でも、ここだけはちゃんと言おうというところは言っていて。アルバム制作もそうで、以前は通常盤と初回盤と合わせて18曲入ってたもん。聞く側はいっぱい曲が入ってたら嬉しいだろうけど、作り手としてはひとつの作品としての聞きどころをどこに持って行けばいいかわからなくなってきて。

――ひとつのものに対する印象が薄れるというか、散漫になるというか。

遊助:詰め込んだぶん、1個1個のありがたみがなくなっちゃった、みたいな。たとえば20曲の中の1曲より、10曲の中の1曲の方が前のめりになって聞くっていうことに気づき始めて。で、本当にいいものを作るってどういうことなんだろう?って改めて考えたときに、押し引きすることが大事なんじゃないかと。キャッチャーのリードじゃないけど、直球ばかりじゃなくて、ボール球を投げさせるとか、変化球で緩い球を投げたあとにスピードボールを投げさせるとか。たまにタイムをかけてピッチャーに余裕を持たせるとか。

――そうやって緩急をつけたほうが、ライブの演出ひとつひとつがより効果的になるだろうと。

遊助:うん。20代とか30代前半くらいのイケイケな感じは、それはそれで楽しみにしている人もいるし、捨てるつもりはないんだけど、今回はそれとは違う楽しみ方を作れたかなと思ってます。
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