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「プリティが多すぎる」千葉雄大が見つけたカワイイの価値と「小悪魔ageha」の共通点3話

自分と近い読者モデルたちの、傷ついたことやつらい過去を含めたありのままの姿を見たい。そんな読者の思いを誌面に載せ、世の中を驚かせた雑誌『小悪魔ageha』を思い出す。
「プリティが多すぎる」千葉雄大が見つけたカワイイの価値と「小悪魔ageha」の共通点3話
「病み」特集が組まれた雑誌『小悪魔ageha』2008年6月号(インフォレスト)

『小悪魔ageha』も、『Pipin』と方向は違えど女の子たちの“カワイイ”を追求している雑誌だ。2008年6月号に掲載された特集は「私たちの破壊と創造 私たちは人間だから病んでいる──age嬢24人の心の奥のほんの少しの本当の物語。」だった。
表紙には、「病んだっていいじゃん」という潔いコピー。誌面では、人気の専属モデルや読者モデルたちが、自分の抱えたつらい過去について語った。

「寝る寝る寝る…そんでお金だけ減ってく。あたしのひきこもり時代。」
「あたし裏切られてる? 裏切られてたとしても認めない。認めたら、あたしが壊れちゃうから。」
「死んだら楽になれる。だから死にたい。」


荒木さやか、桜井莉菜、武藤静香……読者にとっては憧れのそうそうたるモデルたちが、自分の「病み」時代を明かしている。普段はメイク特集や巻き髪特集など、自分をカワイく見せるテクニックを楽しみにしている読者たち。それとまったく毛色の違う「病み」特集が共感を集め、『小悪魔ageha』の信頼度をさらに高めた。

『小悪魔ageha』の元編集長・中條寿子は、インタビューでこう語っている。

〈女の子が好きなものや共感できる事を載せるというのが基本なんですが、「病み」に関しても女の子として生きていれば誰もが通ってくる道ですし、人間だから病むのは当然。だから、病んでいるのはあなただけじゃないんだよって言う事をみんなで分かり合いたかったんです。〉

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