佐藤竹善 & Friends、根本要・さかいゆうらを迎えてビルボードライブ東京公演

佐藤竹善 & Friends、根本要・さかいゆうらを迎えてビルボードライブ東京公演
Photo by Atsushi Ishihara

2月5日(火)ビルボードライブ東京で佐藤竹善による新たな試みで“佐藤竹善&Friends”が開催された。今回のライブは、“信頼をおく音楽仲間たちを集めて洋楽の有名曲を披露すること”がコンセプトであり、この日はスターダスト☆レビューのヴォーカリスト根本要、シンガーソングライターさかいゆう、大阪を拠点に活躍する若手バンドNEIGHBORS COMPLAIN、そして飛び入りでホーン・セクション・ユニット、FIRE HORNSのトランペッターAtsukiが集結した。

開場時間と同時にBGMが止まると、NEIGHBORS COMPLAIN(以下NB)のメンバーと共に佐藤がゆっくりとステージに登場し、満員の会場からは大きな拍手が湧き起こる。NBメンバーによるイントロからスタートしたこの日の1曲目は、佐藤竹善のソロとしての1stアルバム『CORNERSTONES』にも収録されたボビー・コールドウェルの「What You Won't Do For Love」。メンバー全員30歳前後であるNBのフレッシュなバンド・サウンドと佐藤の歌声の相性も良く、最高の幕開けとなった。

1曲目が終わると佐藤からライブのコンセプトが語られる。「ミュージシャンの打ち上げの場所にたまたまピアノとベースとドラムがあると、あの曲を演奏してみようか、とセッションが始まる。このライブでは、そういうリラックスした雰囲気の中で皆が知っている洋楽のカヴァーをやっていこうと思います」。その流れでNBのメンバーを一人ずつ紹介すると佐藤は一旦ステージを降りた。

佐藤にステージを託されたNBが次に演奏したのは、ミュージック・ソウルチャイルドのデビュー曲にして代表曲「Just Friends (Sunny)」。フィリー・ソウルへのリスペクトを感じるOTO(Vo)、テレキャスターで気持ちの良いカッティングを刻むGOTTI(Gt)、正確でありながら横ノリのグルーヴを生み出すKASH(Ba)とTAKA(Dr)、見た目も個性的なこの4人のパフォーマンスは、この日が初めてのビルボードライブ東京とは思えないほど、成熟した演奏であった。

2曲目が終わると、NBの呼び込みによってシンガーソングライターのさかいゆうがステージに登場。インディーズ時代には、佐藤のバック・コーラスを務めていたというさかいとNBの4人でカーペンターズの名曲「Close To You」を披露した。現代のブラック・ミュージックを意識したアレンジによりグルーヴィーなサウンドとなった同曲に観客席からも歓声が沸いた。

その後、さかいと入れ替わって再び佐藤がステージに戻り、「多分初めてライブで歌うんですが、クール&ザ・ギャングの綺麗な8ビートの曲をお送りします」と言って演奏されたのは、1983年にリリースされた『In the Heart』に収録の「Joanna」。同曲では、FIRE HORNS Atsukiがフリューゲルホルンで参加し、情熱的なソロ演奏を披露した。

佐藤竹善 & Friends、根本要・さかいゆうらを迎えてビルボードライブ東京公演
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Photo by Atsushi Ishihara


「Joanna」で完全に熱気を帯びたビルボードライブ東京に、シークレット・リーサル・ウェポン(秘密の最終兵器)として根本要が呼び込まれると、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。佐藤と根本が不定期で開催しているトーク・ライブ『要と竹善のおたまじゃくしの夜』にNBがゲスト参加したが、根本との共演が叶わなかった経緯を明かすと、続いて2005年にリリースされた佐藤のソロ・アルバム『THE HITS ~CORNERSTONES 3~』でも両者のデュエットが収録されたオフコースの「君住む街へ」が演奏された。

「君住む街へ」の演奏後、再び佐藤がステージから降りると、「主役がステージからいなくなるライブってすごいですね!」と会場の笑いを誘う根本。続けて「ビリー・ジョエルの最初のヒット曲で、もちろん僕も影響を受けた曲をお送りしたいと思います」と語ると、アコースティック・ギターを手に取り「Just the Way You Are」が演奏された。

演奏後に佐藤が三度ステージに戻ると、R&Bのスタンダード曲とも言えるスティーヴィー・ワンダー「Isn't She Lovely」とエレクトリック・ライト・オーケストラの「Last Train To London」が続けて演奏された。「Isn't She Lovely」のサビでは、佐藤、根本、OTOの3人の歌声に合わせて観客のシンガロングが沸き起こる等、この日最高の盛り上がりとなった。

本編最後の曲には、クインシー・ジョーンズの大ヒット・アルバム『愛のコリーダ』からのシングルカット曲「Just Once」が選曲され、同曲のオリジナルを歌唱し、惜しくも今年1月29日に逝去したJames Ingramへの追悼の意も込めて演奏された。

曲のアウトロが終わると同時にアンコールの拍手が起こり、佐藤が根本とさかいを再びステージへ呼び込む。この日の最後に佐藤竹善、根本要、さかいゆう、そしてNEIGHBORS COMPLAINで演奏されたキャロル・キングの名曲「You've Got A Friend」。ステージ上の4人とメロディを口ずさむ観客も多く見られ、終演後にはこの新しい佐藤竹善のライブ・プロジェクト“佐藤竹善&Friends”が、間違いなくファンの心に響いたと言える程の大歓声と拍手が会場を包んだ。

佐藤竹善 & Friends、根本要・さかいゆうらを迎えてビルボードライブ東京公演
Photo by Atsushi Ishihara

佐藤竹善 & Friends、根本要・さかいゆうらを迎えてビルボードライブ東京公演
Photo by Atsushi Ishihara

佐藤竹善 & Friends、根本要・さかいゆうらを迎えてビルボードライブ東京公演
Photo by Atsushi Ishihara

佐藤竹善 & Friends、根本要・さかいゆうらを迎えてビルボードライブ東京公演
Photo by Atsushi Ishihara


ライブ中に何度も佐藤の口から語られた「リラックスして有名な曲を歌うからこそ、しっかりとした演奏をしなければいけない」という言葉が印象的であり、この日のライブは、ミュージシャンの打ち上げに参加したような和やかな雰囲気でありつつ、4人のヴォーカリストの素晴らしい歌声とNEIGHBORS COMPLAINのハイレベルなバンド・サウンドを味わうことのできる、なんとも贅沢な一夜となった。まだ次回の予定は発表されていないものの“佐藤竹善&Friends”次回開催に期待が高まる一方である。

そんな佐藤竹善が主宰するコラボレーション・イベント『佐藤竹善 Presents Cross your fingers 21』にゲストとして清塚信也、半崎美子、そして藤井フミヤの出演が決定。

また、昨年30周年を迎えたSING LIKE TALKINGの記念すべき東京国際フォーラム単独公演『SING LIKE TALKING 30th Anniversary Live Amusement Pocket “FESTIVE”』の、待望の映像商品(ライブ音源CDセット商品も有)のリリースが決まった。

ライブ情報


【佐藤竹善 Presents Cross your fingers 21】
2019年5月4日(土)大阪・オリックス劇場
出演:佐藤竹善、塩谷 哲、大儀見 元
ゲスト:清塚信也、半崎美子、藤井フミヤ

■■U-CONNECT会員チケット先行受付
2019年2月9日 (土) 12:00~2019年2月14日(木)23:59
http://www.uconnect-ticket.jp/artist/sato-chikuzen

リリース情報


Live Blu-ray / DV
『SING LIKE TALKING 30th Anniversary Live Amusement Pocket “FESTIVE”Live at 東京国際フォーラム 9.29.2018』
2019.04.24リリース
予約・詳細:https://store.universal-music.co.jp/artist/sing-like-talking/?s13=20190424&stock=0#itemTitle

■SING LIKE TALKING オフィシャルサイト

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