超特急、2019年1発目のライブは『男祭り』 男8号車を前に最高更新を宣誓

超特急、2019年1発目のライブは『男祭り』 男8号車を前に最高更新を宣誓
撮影/米山三郎

■超特急『BOYS GIG vol.5』
2019.02.03(SUN)at 東京・恵比寿リキッドルーム


2月3日(日)、毎年恒例となりつつある超特急の男性限定ライブ『BOYS GIG vol.5』が開催された。会場を恵比寿リキッドルームにスケールアップして行われた、男子による男子のためのライブで、超特急は燃えるような勇姿を見せつけてくれた。

GOLDEN EPOCH=黄金時代を迎える超特急の、2019年一発目となるワンマンライブでどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。高ぶる気持ちを抑え切れず、男装してライブに潜入を試みた(記者席はその必要がなかったことが入場後に判明したが……)。

近年は、アリーナなどの大会場で華やかな演出や衣装による、豪華なライブをすることも増えた6人。だが、この日はステージセットもない無骨なライブハウス。表現する武器は体一つだ。

超特急、2019年1発目のライブは『男祭り』 男8号車を前に最高更新を宣誓
撮影/米山三郎


発車のベルが鳴り響き、男8号車が振るペンライトと「押忍!」の掛け声に招かれるようにして、雄々しくステージへと登壇。リョウガの「男祭り2019、スタート!」の掛け声で祭りの狼煙は上がった。

のっけから盛り上がること必至のキラーチューン「超えてアバンチュール」を投入。「はい、はい、はい!」という低い声援に対し、6人はいつも以上にシャープでアグレッシブなダンスパフォーマンスとパワフルな歌唱で応戦していた。共通項であるアロハシャツを、ジャージなどで個々にドレスダウンした衣装からも、完全に“暴れる”前提である気概を感じた。

ユーキが「まずは一緒にジャンプ!」と呼びかけ、ちょっと懐かしいナンバー「Drive on week」(2013年リリース)。カイが男らしく「声出していくぞ!」と叫び「超特急」を会場全員で大唱和。次々にメンバーの名を叫ぶ熱気に圧倒されるばかりだった。

ユースケも負けじと「男たち、楽しんでいくぞ!」と大絶叫し、「超特急です!!!!!!!!」へとなだれ込んだ。タカシが以前、「マラソンみたい(にハード)な曲」と称していた通り、性急で激しくカオティックなナンバーに合わせて全員で大暴れ。会場は異常なまでにハイテンションな空気に包まれた。

「テンション、むちゃくちゃ上がってます! MC担当、恒例のタカシやで!」と男っぽく自己紹介。カイは、いつものくだりである「水金地火木土」に続き、男8号車たちが「カイ!」と叫ぶのがかなり気に入ったようで、「気持ちいい~。もう一回」とおねだりしていた。

超特急、2019年1発目のライブは『男祭り』 男8号車を前に最高更新を宣誓
撮影/米山三郎


早くもノリノリで上機嫌の2人。タカシが「男8号車をもっともっと増やして、いずれは(通常のライブでも)男女半々くらいにしたい」と希望を語れば、カイは「(男祭りを)アリーナでやるとかね」と野望をのぞかせた。

熱い思いを受け取ったタクヤは「お前ら全員に届けます」と告げ、「Yell」へとつないだ。心励まされるミディアムチューンを、真心込めてパフォーマンスする6人。削ぎ落とされた空間で、指先まで繊細に意識を行き渡らせながらダンスし、思いを込めて唄っている姿に胸を打たれた。

スタイリッシュなダンスチューン「We Can Do It!」や、エキゾチックなアップチューン「コーシエンノイ」のパワフルなビートに合わせて躍動。ここまで順調に“カッコいい”姿を見せてきた6人だが、超特急がそれだけで始終するはずがない。中盤の「ikki!!!!!i!!」からは、「ダサいことも全力投球」する姿を目の当たりにすることとなった。

曲の中盤、ユースケが「男たち、今日は節分の日です」と語りかけたかと思ったら、ステージ袖からワゴンに乗った恵方巻きが運びこまれたではないか。吉方であるという「東北東」を向いて6人が無言で恵方巻きにかぶりついたのだが、東北東が客席と真逆だったため、全員が客席やテレビカメラに背を向けるというアバンギャルドな状況に。その“吹っ切れてる感”もまた、超特急の武器だろう。

タカシは腕をグルグルと回し、男8号車に声援を送るようジェスチャーで指示。雄々しい声が飛び交う中、タカシが一番で完食。カイ、ユーキと続いた。悶絶しながらも、タクヤとユースケがどうにか全部を飲み込み……残すはリョウガのみとなったが、あいにくタイムアップ。片手に恵方巻きを持ちながらダンスの続きを踊る羽目に。それでも諦めることなくちょっとずつ食べ進め、最後の1口を放り込んだ時、拍手が贈られた。

曲が終わると、カイが「踊ってると食べれないね」と本音を吐露。タクヤは「男8号車の声援でなんとか食べられた」と感謝を伝えた。見ている以上に、かなりしんどいミッションだったようだ。

超特急、2019年1発目のライブは『男祭り』 男8号車を前に最高更新を宣誓
撮影/米山三郎

超特急、2019年1発目のライブは『男祭り』 男8号車を前に最高更新を宣誓
撮影/米山三郎

超特急、2019年1発目のライブは『男祭り』 男8号車を前に最高更新を宣誓
撮影/米山三郎


続いては、企画コーナー「本物の男は誰だ?」。来場した男8号車の中から、メンバーが指名した6人にステージに上がってもらい、3本勝負で「男らしさ」を競うという。

1つ目は「Tシャツ重ね着バトル」。身長180センチのタカシに、ガリガリ担当のリョウガが着せるという、誰が見ても役割分担ミスが響き敗北。2回戦は「ダンボール組み立てバトル」で、カイとユースケが挑んだ力を合わせたが惜しくも2連敗。

後がなくなった状況で、タクヤが「次のバトルで勝ったチームは100ポイントを贈呈」とルールを突如変更。ラストバトル「肩車スクワット」に挑んだが、タクヤを肩に乗せたユーキは8回目でダウン。完全なる敗北で3本勝負の幕は閉じたが、全員で嬉しそうに笑いあい、男8号車たちとの絆を深めることには見事成功していたようだ。

超特急、2019年1発目のライブは『男祭り』 男8号車を前に最高更新を宣誓
撮影/米山三郎

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撮影/米山三郎


3本勝負のMVP受賞者で、肩車スクワットで健脚を披露した観客には、次なる「超越マイウェイ」で自転車発電の栄誉(?)が与えられた。メンバーの誰かは、「罰ゲームでは……?」とこっそりつぶやいていたが、その辺りがなんとも男子校ノリで楽しそうだ。「お前ら、まだまだ行けるか!」とユーキが絶叫。ユースケに合わせて「押忍!」という野太いコールが何度も響き渡った。

ペンライトをしまうように促した後、『男祭り』恒例行事の瞬間が。「SAIKOU KOUSHIN」でユーキとユースケが観客の間に飛び込んだのだ。男8号車たちの腕力で、2人の体が空中を漂うにみるみる送り出されていったかと思えば、ステージへと戻って来た。その見事な連係プレーは、これで終わりではなかった。「毎年(ダイブする人数を)増やしてます。今年は俺が行きます!」と宣言。フロアの観客の支えを信じて身を委ねる信頼関係に、男祭りの真髄を見た気がした。

超特急、2019年1発目のライブは『男祭り』 男8号車を前に最高更新を宣誓
撮影/米山三郎


「お前ら、愛してるで!」とタカシが叫び、ラストソング「バッタマン」へ。「お前ら叫び続けろー。どっちが叫び続けられるか勝負だ」と、超特急の絶叫隊長、ユースケが最後の闘いを挑む。互いの叫び声が重なり合い、会場は熱さでむせかえるほどに。灼熱の男祭りは、こうして幕を閉じた。

が、すぐさまアンコールの声が沸き起こった。「走れ!!!!超特急」では「俺の超特急」コールを叫び合い、「Burn!」ではカイの「お前ら、全員声枯らせ!」の号令に、男8号車は全力で応戦した。

締めのMCで、「最高でした。来年はさらに鍛え直してきてください」とタクヤが再会を願い、「今日をきっかけに(他の)ライブでも全力で声を出して」と励ましの言葉を贈った。リョウガは「来年の祭に向けて今から準備しておく。首を洗っておけ!」と来年の開催を約束。ユーキは「みんなのおかげで、今年も最高にいい1年になりそうです」と充実感に輝く笑顔を見せた。

超特急、2019年1発目のライブは『男祭り』 男8号車を前に最高更新を宣誓
撮影/米山三郎

超特急、2019年1発目のライブは『男祭り』 男8号車を前に最高更新を宣誓
撮影/米山三郎

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撮影/米山三郎


彼らの爽快な表情は、超特急のライブパフォーマンスの原点が「全力」なのだと伝えているように思えた。3月にスタートするファンクラブツアー、4月から開催する超特急史上最大規模となる全国ホールツアーもきっと、アーティスト性と剥き出しの全力感を兼ね備えたライブで魅了してくれることだろう。そう確信させるに十分なくらいにパワフルな姿を、この夜6人は魅せてくれたのだから。
(取材・文/橘川有子)

超特急、2019年1発目のライブは『男祭り』 男8号車を前に最高更新を宣誓
撮影/米山三郎

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撮影/米山三郎



セットリスト


1. 超えてアバンチュール
2. Drive on week
3. 超特急です!!!!!!!!
4. Yell
5. We Can Do It!
6. コーシエンノイ
7. ikki!!!!!i!!
8. 超越マイウェイ
9. SAY NO
10. SAIKOU KOUSHIN
11. バッタマン
<ENCORE>
1. 走れ!!!!超特急
2. Burn!

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