review

「みかづき」高橋一生の演技観「ごっこ遊びが本気になる瞬間」がまさに連続する4話

土曜ドラマ『みかづき』(公式)、NHK総合2019年2月16日(土)よる9時から最終回「いつか未来に」放送。
第4回「懐かし我が家」も良かった。
吾郎(高橋一生)が塾長を退き、家を出ていった。
千葉進塾は発展し、千明(永作博美)は津田沼に自社ビルを建設。

本当に塾があって、豊かな世界がそこにある


リアリティはしっかりありながらもコミカルな演出。
ボイコットを企て去っていく古参の小笠原先生(阿南健治)に、「ここにはもう彼(吾郎)の理念は残っていない」と千明が言われるシーン。
落ち込んでいる千明の前を塾の生徒が通り過ぎて「こんにちはー」と挨拶をする。
かろうじて笑顔で「こんちにはー」と千明は返す。
無邪気にこどもが通り過ぎていき、落ち込んでいるときでも笑顔で返事をする日常がそこにある。
物語を推し進める人だけで世界ができているのではなく、本当に塾があって、豊かな世界がそこにあると感じさせる。
「みかづき」高橋一生の演技観「ごっこ遊びが本気になる瞬間」がまさに連続する4話

小笠原先生の言葉「見てくればいい。授業についていけずに居場所をなくした塾生がいる」を受けて、千明は授業を覗く。
やっているのは、食塩水の濃度を扱った数学の授業だ。
これが、もどってきた吾郎が、階段の落ちこぼれの少年に教えるシーンと重なる。
吾郎は、果汁の濃度の違うオレンジジュースを使って、しかも少年に飲み比べさせて、実感を持たせながら学ぶ教え方をする。
この2つのシーンにはさまれるのは、千明のはじめて料理だ。“料理の濃度”がむちゃくちゃでまずいけどみんな笑顔で食べるシーンである。

あわせて読みたい

  • 「みかづき」時代背景ごとまとめてみた

    「みかづき」時代背景ごとまとめてみた

  • 高橋一生「みかづき」コミカル演出是非

    高橋一生「みかづき」コミカル演出是非

  • 今年最高に心震えた森絵都『みかづき』

    今年最高に心震えた森絵都『みかづき』

  • 「僕キセ」は共生のための変化のドラマ

    「僕キセ」は共生のための変化のドラマ

  • 気になるキーワード

    レビューの記事をもっと見る 2019年2月23日のレビュー記事
    「「みかづき」高橋一生の演技観「ごっこ遊びが本気になる瞬間」がまさに連続する4話」の みんなの反応 2
    • 本当に最後に。 通報

      誰がカラマーゾフの兄弟の解剖(レビュー)なんてしますかね。ドストエフスキーは、そんなことされたら、失笑すると思いますよ。

      1
    • 匿名さん 通報

      石を投げると千葉県立千葉〇高校の生徒に当たる!と講師が言ってた、代ゼミ津田沼校がある頃の話では?

      0
    この記事にコメントする

    \ みんなに教えてあげよう! /

    次に読みたい関連記事「西島秀俊」のニュース

    次に読みたい関連記事「西島秀俊」のニュースをもっと見る

    新着トピックス

    レビューニュースアクセスランキング

    レビューランキングをもっと見る

    コメントランキング

    コメントランキングをもっと見る

    トレンドの人気のキーワード一覧

    新着キーワード一覧

    エキサイトレビューとは?

    エキレビ!では人気のドラマやテレビアニメ、話題の書籍を人気ライターがレビュー、解説! 人気ドラマのあらすじや、話題の書籍が支持される理由の考察、国民的アニメに隠された謎の解明など話題の作品の裏話を紹介。

    その他のオリジナルニュース