1〜4話まで見て、前の回で引っかかりを作った部分に次の回で答えを出すパターンにデジャヴュを感じて記憶をたぐると「半分、青い。」だった。「半分、青い。」の脚本家・北川悦吏子は61年生まれ。水橋文美枝は64年生まれで広い意味では同世代といっていい。バブル世代、フジテレビドラマ全盛時代だ。

私にとっての水橋文美枝は、「映画ホタルノヒカリ」(12年)でスペイン広場の階段を綾瀬はるかに「ゴロゴロ」させた作家。そういえば、部長役は「なつぞら」で剛男を演じた藤木直人だった。
「干物女」ブームというのもがあった。ひうらさとるの人気漫画を原作に、綾瀬はるかが演じる干物女(職場ではしっかりしているが家では何もしないでゴロゴロしている)が「部長」と恋愛するドラマは日本テレビで07年に放送され人気で、10年に続編、12年に映画化と盛り上がったものだ。
映画公開の翌年13年、朝ドラでは「あまちゃん」がはじまって、テレビの時代も「あまちゃん」以前、以後で変化したと言っていい。あまちゃん以前、干物女ブームを生み出した脚本家は令和の朝ドラをどう書くか、これはもう注目せざるを得ない。

脚本:水橋文美枝
演出:中島由貴、佐藤譲、鈴木航ほか
音楽:冬野ユミ
キャスト: 戸田恵梨香、北村一輝、富田靖子、桜庭ななみ、福田麻由子、佐藤隆太、大島優子、林 遣都、財前直見、水野美紀、溝端淳平ほか
語り:中條誠子アナウンサー
主題歌:Superfly「フレア」
制作統括:内田ゆき
(木俣冬 タイトルデザイン/まつもとりえこ)

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