三浦透子、初のオリジナル作品を今春リリース   “未知の可能性を秘めた珠玉の歌声”

2019年7月19日に公開し、大ヒットを記録したアニメーション映画『天気の子』。監督の新海誠とその音楽を担当したRADWIMPSにボーカリストとして大抜擢され、その唯一無二の歌声が話題を呼び続け、ついに2019年の年末には『第70回NHK紅白歌合戦』にもRADWIMPSと共に初出場を果たした三浦透子が、2020年春に、満を持して初のオリジナル作品をリリースすることが決定した。


未知の可能性を秘めた珠玉の歌声が、オリジナル作品でどのように輝きを放つのか。三浦透子の類まれなる表現力で魅せるオリジナル楽曲が収録される。なお、今作には映画『天気の子』の主題歌である「愛にできることはまだあるかい」のカバーの収録も予定している。

新海誠監督最新作『天気の子』でボーカリストとして大抜擢され、「役者の歌声というよりも世界そのものの響きのような、個人の感情をすこしだけ越えたような何かを、まっすぐに運んできてくれる声」(新海誠監督)、「どんな天気をも晴れにしてしまうような圧倒的で不思議な力を持つ」(RADWIMPS野田洋次郎)と称されたその歌声。三浦透子の本格的なアーティスト活動がいよいよ始動する。リリースの詳細は今後、三浦透子のオフィシャルサイト・SNSで随時発表していく。


~Story of TOKO MIURA~

「すべてはこの音源から始まった」

ピアノを伴奏に、無防備で朴訥とした歌。
映画「天気の子」のオーディション用として最初に録音された、「愛にできることはまだあるかい」のdemo。

新海誠と、野田洋次郎を唸らせた歌は、ここから始まった。

「君の名は。」公開から丁度1年経った頃、新海監督から野田洋次郎の元に新作の脚本が届く。
それを読んだ野田から監督へ、「愛にできることはまだあるかい」と「大丈夫」のdemoテープが送られる。
再び、タッグを組むことになった二人は、全く新しい挑戦をしようと誓う。


「圧倒的な声を持つ女性ボーカルが必要」
自分が歌うと既視感のようなものに覆われてしまうから、と野田は強く主張した。

レコード会社、音楽プロデューサー、映画会社、インターネット、ライブハウス…1年以上かけて、スタッフ総出の大捜索が始まった。
まだ誰も聴いたことのない圧倒的な声を持つ女性ボーカルが彗星の如く現れるはず、と。

そこで出逢ったのが「三浦透子」だった。

それからというもの、三浦の元に新曲のdemoトラックが送られてきては、そこに歌を録音して送り返す、「お手紙のやり取りのような」往復が何度も行われた。
「愛にできることはまだあるかい」は一番最初に、歌を入れたdemoであった。


2019年2月。
歌唱曲の選定など、本格的なレコーディングの準備が始まり、監督、RADWIMPSの面々と三浦の初顔合わせの日、早速スタジオに入る。
初めて生で聴く三浦の声に、一同撃ち抜かれ、そして確信を持った。

2019年4月。
やっと、すべての歌入れが完了した。
三浦の参加により、さらに瑞々しく、映画に彩りが加わっていったのだった。


その後の目紛しい1年に、三浦はひとつひとつの瞬間を楽しみながら、着実に歩みと経験を重ねてゆく。

2020年春。
満を持して、初のオリジナルミニアルバムをリリース、本格的なアーティスト活動を開始する。

三浦透子プロフィール


1996年生まれ 北海道出身。2002年SUNTORY「なっちゃん」のCMでデビュー。その後、映画、ドラマなどで本格的に女優としての活動を始める。
映画『私たちのハァハァ』(15/松居大悟監督/主演)、『月子』(17/越川道夫監督)、『素敵なダイナマイトスキャンダル』(18/冨永昌敬監督/ヒロイン)、オムニバス映画「21世紀の女の子」『君のシーツ』(19/井樫彩監督)、ドラマ「宮本から君へ」(18/真利子哲也監督)など今話題の監督たちの作品に出演し、注目されている女優の一人。

■三浦透子 オフィシャルサイト
■三浦透子 オフィシャルTwitter