一つずつ文字が消えていく世界で生きることになった小説家の佐治勝夫。
文字が消えれば、その文字を使った言葉が消え、言葉が消えればその存在そのものが消えていく…。
「一つの言葉が消滅した時、惜しまれるのは記号かイメージか」。
津田がそう投げかけてきた問いに、佐治は「記号だ」と答えた。
津田は、それを知るのもこの虚構に生きる意味の一つになると前向きだ。

【漫画】「あなたの知る世界は本物か?」言語と存在を問う新感覚ストーリー【残像に口紅を Vol.4】

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