一つずつ文字が消えていく世界で生きることになった小説家の佐治勝夫。
文字が消えれば、その文字を使った言葉が消え、言葉が消えればその存在そのものが消えていく…。
津田によると、主人公はあくまでも佐治であるから、津田は佐治より
先に消えることになるという。佐治は失われたものをこの先も確認したり、
失われた音を推測したりし続けるという確信があった。自分を追い詰めることに
なるとわかっていても…。

【漫画】店から商品が、本棚から本が、確かに消えていっている【残像に口紅を Vol.9】

【漫画】店から商品が、本棚から本が、確かに消えていっている【残像に口紅を Vol.9】

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