【仏教解説】曹洞宗とは?歴史や教え、お経など

曹洞宗の教えとその特徴

曹洞宗の教えの根幹は坐禅です。お釈迦様が坐禅の修行により悟りを開かれたことに由来し、曹洞宗の坐禅はただひたすらに坐るという「只管打坐(しかんたざ)」です。坐禅する姿そのものが「仏の姿」であり、「悟りの姿」であるとされます。悟りのための手段として修行するのではなく、修行と悟りは一体のものだという「修証一如(しゅしょういちにょ)」の教えにもとづいています。

【仏教解説】曹洞宗とは?歴史や教え、お経など

また、道元は起床・食事・掃除・洗面・入浴など、日常生活のすべての行為に坐禅と同じ価値を見いだし、禅の修行として行うことを説いています。

臨済宗の坐禅が人と向かい合って坐禅を行うのに対して、曹洞宗では禅を組むときは、壁に向かって禅を組みます。これを「面壁坐禅(めんぺきざぜん)」と呼びます。
また、臨済宗では師から与えられる「公案」について考えながら坐禅を行う「看話禅(かんなぜん)」が特徴であるのに対して、黙ってひたすら坐禅する曹洞宗の坐禅のことを「黙照禅(もくしょうぜん)」と呼びます。このように、同じ禅宗でも曹洞宗と臨済宗では、禅についての思想の違いがあります。

曹洞宗の本尊には、厳格な決まりはなく、一般的には「釈迦如来」を祀りますが、各寺院の縁によって観世音菩薩や地蔵菩薩を本尊とすることもあります。一般の家庭の仏壇では、「一仏両祖」の三尊仏といい、中央に「釈迦如来」、脇侍として向かって右に「高祖・承陽大師(道元)」を、向かって左に「太祖・常済大師(瑩山)」の掛け軸を祀ります。
基本経典として、道元が著した「正法眼蔵」と瑩山の教えをまとめた「伝光録」を尊重し、日常経典として「正法眼蔵」から文言を抽出してまとめた「修証義」や「般若心経」などを読みます。


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