リル・ベイビー、全米アルバム・チャートで5週目の1位を獲得し、2020年度で最長となる首位獲得週を記録

米アトランタ出身のラッパー、リル・ベイビーのセカンド・アルバム『My Turn (マイ・ターン)』が7月4日付の全米アルバム・チャートで通算5週目となる首位を獲得した。



2020年2月28日にリリースされた本作品は3月14日付のチャートで初登場1位を獲得。

3ヶ月後の6月20日付チャートで再び1位に返り咲き、その後4週連続で首位をキープしている。2020年度の米アルバム・チャートでは最長となる首位獲得週を記録し、彼の所属するモータウン・レコードとしては、同じく5週をマークしたボーイズIIメンのアルバム『II』と並び、約26年ぶりの快挙となった。



また、今年6月12日、リル・ベイビーは世界中で広がるBlack Lives Matterムーヴメントを受けて書かれた新曲「The Bigger Picture(ザ・ビガー・ピクチャー)」を公開。



警察官による黒人男性殺害事件に対する抗議デモやシステム化された人種差別に関する内容のプロテスト・ソングとなっており、曲の冒頭には、暴動、抗議デモの報道や、デモ隊が “I can’t breathe” (殺害されたジョージ・フロイドさんが何度も警察官に繰り返した言葉)と連呼する声が流れる。



この楽曲は、全米シングル・チャートで初登場3位を記録。そのパワフルな歌詞でリル・ベイビーはより一層注目を集めている。